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日出味噌醸造元TOP ＞ 日本の食卓向上通信バックナンバー ＞ 2016年2月号
- 2月号 Vol.176 2016年1月28日 発行
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超バランス満点！「おから鍋」！
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寒い日が続き、お鍋が恋しい季節ですね。お鍋は肉や魚だけでなく野菜やきのこなどもたっぷりとれるバランス食ですね。そんなバランス満載のお鍋に、更に上行くスーパーバランスの新たな鍋が話題のようです。そこで今月の「ニュースな食ワード」はそのスーパーバランス鍋について特集してみたいと思います。
そのスーパーバランス鍋とは「おから鍋」です。おからは豆腐を作る際、大豆から豆乳を除いたあとにできる搾りかす。低糖質で、100g中に11.5ｇもの食物繊維を含むため血糖値の上昇をゆるやかにし、余分な糖を脂肪に変える"肥満ホルモン"「インスリン」の過剰な分泌を抑える効果があります。
「おから鍋」の作り方ですが、まずは鍋を作る前におからを炒って水分を抜き、パラパラの「炒りおから」を作ります。こうすることでおからの水っぽさがなくなり美味しくなります。次に鍋に炒ったおから、だしと味噌などのお好きな調味料で味付けし、煮立ったら肉や魚、白菜などのお好みの野菜や具材を入れて煮るだけです。
おからは、食物繊維の含有量がほかのどの大豆製品より多く、便通を良くする効果が期待できます。また、おからは水分を含むと増量するため、食べると腸内で水分を含んで膨張し膨満感を引き起こす為、ダイエットにも効果的だったり、シメのご飯代わりにもなります。更におからに含まれている大豆イソフラボンには、肌荒れ、シミ、シワを改善し、美白や保湿など美肌効果も期待できます。これまでおからは日持ちもしないですし、食品としての需要がそれほど多くないようでしたが、実は大豆のたんぱく質や、現代日本人に不足している不溶性食物繊維などが詰まったスーパー食材です。同じ大豆原料の味噌仕立ての鍋と相性が良いのはもちろんですが、カレー鍋・トマト鍋・キムチ鍋など色々な味とも相性が良いようなので、一度試してみてはいかがでしょうか？ -
花粉症に「ヨーグルト味噌ドレッシング
キャロットサラダ」
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またまた花粉症の季節がやってきますね。花粉症にはヨーグルトや発酵食品などが効果的と言われていますが、味噌もその一つ。味噌は大豆などの穀物を麹で発酵させる過程で、甘みの糖分や大豆のたんぱく質を分解してアミノ酸へと変化していきます。この時に活躍するのが酵素で、アレルギーと戦ってくれます。そこで花粉症対策に「ヨーグルト味噌ドレッシングのキャロットサラダ」はいかがでしょうか？ニンジンはβカロチンが豊富で、体内でビタミンAに変わり、粘膜の機能を高めたり、皮膚を丈夫にしてくれたりして、抗酸化作用を発揮し、強力な抗酸化作用でアレルギーの炎症を抑えることができるそうです。
味噌・ヨーグルト・ニンジンのトリプルパワーで今年の花粉症を乗り切りましょう！ -
満腹感を得られそうな一食置きかえダイエットランキング
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1位：おかゆ
2位：ダイエットフード（麺など）
3位：バナナ
4位：ささみ
5位：ゆで卵
6位：豆腐
7位：キャベツ
8位：スムージー（青汁など）
9位：プロテイン
10位：りんご参考：goo 100gあたりのカロリーです
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編集後記
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鍋の代表野菜と言えば白菜ですが、白菜は大根、豆腐と共に冬の「養生三宝」と言われ精進料理に欠かせない食材だそうです。白菜はがんを引き起こすもとになる人体内の弊害物質の活性化を阻止し、消滅させるなど免疫力を高める作用を持っています。また体内の余分なナトリウム・老廃物を排出してくれるカリウムを多く含むので、高血圧の予防も期待できます。ビタミンCが多いので、風邪の予防にも効果的です。白菜ってすごいんですね。
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