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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

5月号 Vol.35 2004年4月28日 発行
「モノ」より「コト」を重視した売り場作りとメニュー提案

売り場作りには、「モノ」を中心にした考え方と、「コト」を中心にした考え方があり、今はイベントやトレンドといった「コト」に反応して消費者が購買行動を起こす傾向が強くなっているそうです。「モノ」を中心にした売り場というのは"カレー"の材料に必要な食材をきちんと売り場に並べるということ。(もちろんこれも大事ですね)。一方「コト」を中心にするというのはお正月やクリスマスといった催事や、イタリアンフェアのようなトレンドに併せてメニュー提案することです。これまでは広域商圏からの来店客を増やす戦略として、「購入頻度が高く、単品で大量に売れる食品や飲料(例えば卵・食料油・マヨネーズ等)」の特売が最適とされていました。しかし今の時代、特売につられて、わざわざ遠くまで買い物に行く顧客は少なく、良質な顧客は、むしろ価格以外の他の魅力に引きつけられて遠くから来店するそうです。その魅力というのが、例えば駅弁祭りであったり、世界のカレーフェスティバル、母の日フェアといったイベントに絡めた食卓提案です。そしてこの「コト」を中心とした売り場作りに重要なメニュー提案力は、メニューを考え出す企画力だけでなく、それを売り場で実現していく「連結力」が大切だそうです。部門別の管理体制が一般的な店頭では、部門別の壁を越えて、売り場からバックヤードまで、部門同士が協力して企画を実践できる体制もまた必要とのことでした。(詳しくは日経食品マーケット5月号p98をご覧ください)

みそでガン予防「ここがミソ」コラム

「みそ汁を毎日飲む人と飲まない人では、ガンの死亡率に大きな違いがある」と1981年、当時国立がんセンターで疫学部長だった平山雄博士が日本癌学会で報告いたしました。それによると、みそ汁を毎日とっている人と全くとっていない人を比較すると、全くとっていない人の胃がん死亡率は48%も高いという結果が出ています。また、発酵・熟成段階で生じるみその脂溶性物質には細胞のガン化を招く放射性物質を除去する作用があることがわかっています。最近では胃ガンばかりでなく、乳ガンや胃かいようの抑制・防止にもすぐれた作用があることが立証されています。また、大豆にたっぷり含まれる食物繊維は大腸ガン予防に効果があります。さらに、大豆レシチンはビタミンEと組み合わせると、過酸化脂質の酸化防止作用が高まる(細胞のガン化を抑制する)こともわかっております。ビタミンEは大豆そのものにも含まれますが、緑黄色野菜に豊富に含まれており、野菜とみその組合せがガン予防には有効です。

編集後記

4月も終わりになって、初夏を思わせるような暑い日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?さて、ここに来て再び韓国がブームの兆しを見せているようです。韓国ドラマ「冬のソナタ」が「日本で忘れられていた純愛ドラマ」という賛辞を得て大ブームとなり、歌手のBoAさんも、日韓で大人気です。また食の分野ではBSE問題も何のその、弊社の例で恐縮ですが、コチュジャンの売上は順調に推移しており、秋冬物商品開発に向けてのサンプルのお問い合わせも増えております。そういった意味で今回のブームは裾野が広く、コチュジャンを扱う弊社としては、一過性のブームではなく、もう少し根強い物になるのではと期待しております☆それでは今月も最後までおつきあい頂きましてありがとうございました。また、皆様からのご意見・ご感想いただき本当に嬉しく感じております。今後も励ましのつもりで送ってください。

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