日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2004年9月号
中高年向けの音楽スクール・旅行が大人気など、中高年の趣味やレジャーの消費急増は今様々なビジネスの分野で注目されています。「近代食堂」に中高年の消費に関する記事が掲載されていました。総務省の家計調査によると、一世帯当たりの60歳以上の「貯蓄」2362万円は30代の約3倍、30代未満の約7.5倍にもなるそうです。同時に60歳以上のローンなどの「負債」も30代〜50代に比べるとぐっと減り、金銭的にも時間的にもゆとりが出てくる世帯が多くなってきます。さらに、現代の中高年は従来とは変わり、「今の中高年は趣味やレジャーを通して自分の人生をもっと楽しみたいと考えている」「高齢になっても元気な人が多く、気持ちも若い」「年寄り扱いされたくない」「若者と同じような消費も楽しみたいと思っている」「自分のためにお金を使うようになった」などアクティブになってきているのも、中高年マーケットが拡大している要因だと考えられます。こうした中高年パワーは飲食関係でも見逃せなくなっていて、どんな取り組みが必要なのかが非常に大切になってきます。飲食店の具体的な攻め方を考える場合、大きく分けて2つの視点があるそうです。一つは、行動的で若い感覚の中高年が増えているという動きをそのまま売り方にいかした攻め方。もう一つは若い「中高年には若い世代には違う、中高年ならではの好みや要望がある」という点に考慮した攻め方。今飲食店等が中高年の消費をもっと取り込んでいくためにはこの二つの攻め方を要所要所で上手く取り入れることが大切なのだそうです。高齢者向けの料理を用意しても「お年寄り向けのメニュー」とあからさまにうたうのではなく、「じっくり煮込んで軟らかい」「あっさりとした味わいでおいしい」ということだけを伝える表現にする。または「味を知り尽くしたお客さまにもご満足いただけます」といった年寄り扱いを感じさせない表現が必要だそうです。まだまだこれからの中高年向けマーケットへの商品開発など期待できそうですね。
昔からミソ造りにたずさわる人の手が白くすべすべしていることは知っていますか?1997年の農林水産省内の機能成分研究所の研究結果によると、ミソの中に含まれる「遊離リノール酸」という成分がしみやそばかすのもとになるメラニンの合成を抑制することがわかりました。人ではなくマウスによる実験の段階ですが、化粧品の美白剤として広く使われているアルブチンと比べても遜色ないほどの効果があったといいます。この有効成分、「遊離リノール酸」は大豆のリノール酸が分解されて生じ、熟成期間の長いミソほど「遊離リノール酸」が多く、メラニン抑制作用も強いとのことです。ビックリですね。今年は猛暑だったので紫外線も凄かったでしょうね。お味噌汁飲んだら美白になる!?
1位: 目的地までナビゲーションしてくれる 50.1
2位: 家のセキュリティー 45.0
3位: テレビ・ラジオとして使える 39.8
4位: 家電を操作できる 39.2
5位:ウォークマンのように音楽を聴ける 34.0
5位:定期券や乗車券になる 34.0
資料:(THE21 2004年9月号掲載)
現代人の根強いニーズの一つにヘルシー志向があります。野菜料理や豆腐料理など様々な形でヘルシー感をアピールする料理が人気を得ています。その中で「味噌汁」をメインとしたお店が東京千代田区にあるという情報を入手しました。30種類もの「味噌汁」を揃える専門店で、サラリーマンやOLに人気を集め、昼は4回転する盛況ぶりだそうです。「"ホッ"とできて"ヘルシー"な味噌汁」の魅力が現代のお客様を捉えているようです。どなたか行かれた方がいらっしゃいましたらご感想を教えてください。
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