日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2005年7月号
女子大生の「食」に関する記事が「食と健康」に掲載されていました。それによると、家庭で親から教えられた食事マナーで最も多いのは「箸と箸で物を渡さない」「肘をついて食べない」で、いずれも9割を超えています。
一方、「箸をなめてはいけない」は46%が「教わったことがない」と答えました。同様に「食事中に席を立たない」「食事以外のことをしながら食べてはいけない」ことも4割近くが教わっていなかった。
また、得意料理を3品目挙げる質問では「カレーライス」が最も多く36%、ついで「目玉焼きなどの卵料理」が18%、「チャーハン」が16%となっています。逆に低い方としては「ぬか漬け」が9割、「魚の刺身」は8割が「作った事が無い」となっており、「大根のかつらむき」「天ぷら」「ちらし寿司」「炊き込みご飯」といった和食も半数以上が作った事が無いことがわかりました。さらに、「家庭の味」から連想される料理として「みそ汁」「肉じゃが」などが上位に挙がったが、「茶碗蒸し」「和え物、酢の物」などのおかずに添える一品を挙げる人は少なく、「特にない」と答えた人も13%おり、食卓が簡素化し、家庭における食事の地位が低下している現状が浮き彫りになっているそうです。料理の手間を省くことが普通になり、親の世代もそうなりつつあり、家庭で食文化が伝わっていないのではないかと掲載されていました。『心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後生に伝えることを考える』をモットーにしている弊社といたしましてもとても気になる記事でした。
<女子大生の「食」に関する調査>
教わっていない | 教わった | |
箸をなめてはいけない | 45.7 | 54.3 |
食事中席を立たない | 38.8 | 61.2 |
食事以外のことをしながら食べてはいけない | 38.7 | 61.3 |
箸と箸でものを渡さない | 5.0 | 95.0 |
箸をご飯の上にささない | 6.0 | 94.0 |
お味噌にはビタミンAがたっぷり含まれ、消化の良いタンパク質も豊富なので、皮膚や粘膜の再生を助け、うるおいを保ち、刺激から守る働きがあります。また、味噌に含まれる遊離リノール酸にはメラニン色素の合成を抑制して肌を白くする働きもあることが農水省の研究で明らかになっています。老化の主因といわれる細胞の遺伝子を破壊する活性酸素を除去する力もあるので、味噌を常食すると、結果や体細胞、脳細胞の老化を予防し、若さを保つ事ができるのです。
1位: 安定した生活 46.5
2位: 愛する人 46.0
3位: お金 36.5
4位: やりがいのある仕事 31.0
5位: 家族 30.5
(資料:博報堂生活総合研究所)
梅雨に入ったはずなのに、ちっとも雨が降りませんね。それどころか、連日7月下旬並みの暑さ、梅雨を飛び越えて一気に夏本番といた感じです。ただ、せめてもの救いが、政府が「Cool Biz」の推進をしてくれていること。まだ、お客様のところに行くには抵抗がありますが、早くもスーツとネクタイの組み合わせに悲鳴をあげている私としては、「地球温暖化防止」を口実にちょっと便乗してみようかなぁとの誘惑にかられています。7月に入れば夏物のセールも始まるようですし、先ずは週末にワイシャツでも見に行ってみようかと思っています。
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