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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

10月号 Vol.52 2005年9月28日 発行
血管老化や生活習慣病を予防する「ビタミンE」

近頃、血管年齢や体脂肪、コレステロールetc.病気に関する番組をやたらと目にするようになったのは私だけでしょうか?そんな事を気にしていた時、ちょうど「栄養と料理」で血管の老化や生活習慣病を予防する「ビタミンE」についての記事を発見いたしました。メディアで取り上げられている分、気にされている方も多いと思います。良くまとまっていたので、復習もかねて紹介させていただきます商品開発の何かのヒントになるかもしれませんね。

ビタミンEの体内での働き

●酸化を防ぐ
ビタミンEは酸化を防ぐ作用があります。細胞の膜に多く存在しますが、細胞膜には酸化されやすい不飽和脂肪酸も含まれます。不飽和脂肪酸が酸化すると過酸化脂質になりますが、これが増えると連鎖的に細胞を破壊したり、異常細胞を形成したりして、細胞の死を早めます。ビタミンEは過酸化脂質の形成を防ぐ事で老化やがんなどの予防に働くと考えられているそうです。また、動脈硬化は血液中の悪玉コレステロールの酸化で促進されますが、ビタミンEはこれも防ぎます。
●血液の流れを良くする
血管の収縮を促す神経伝達物質の生成をおさえ、毛細血管の拡張に働いています。
●生殖機能を維持
ホルモンの成分や分泌に関与し、生殖機能の維持に働きます。
●脂溶性で、熱や酸に強く、調理によって損失しにくい栄養素です。
血管の収縮を促す神経伝達物質の生成をおさえ、毛細血管の拡張に働いています。
●脂溶性ビタミンが消化管から吸収されるときには脂質が必要です。油料理とあわせて摂取すると効率よく吸収されます。
●水溶性であるビタミンCと一緒にとると、抗酸化作用がアップします。また、緑黄色野菜に多いカロテノイドなどほかの抗酸化成分と一緒にとるのも効果的です。

ビタミンEを多く含む食品
植物油(ひまわり油・綿実油・サフラワー油)、魚介(鰻の蒲焼き・ニジマス・ツナ油漬け缶詰め・すじこ)、種実(アーモンド・松の実・ピーナッツ・ひまわりの種)、野菜(モロヘイヤ・かぼちゃ・赤ピーマン・菜の花)

みその塩分って?「ここがミソ」コラム

みその塩分は一杯の味噌汁で約1g。気にするほど多いものではありません。それでも気になる場合は具を増やすと良いです。塩分のナトリウムは、同時にカリウムをとると体外に排出されます。カリウムの多い緑黄色野菜やわかめなどの海藻類と一緒に組み合わせると効果的です。そのほかだしをしっかりとってやや薄めに仕立てると味もよく塩分も抑えられますね。

自分でしている地震対策

1位: 懐中電灯を用意している  1,671
2位: まったく準備していない  1,116
3位: 電池式ラジオを持っている  908
4位: 飲料のストックをしている  791
5位: 食料のストックをしている  754

(THE21 2005年6月号掲載)

編集後記

9月1日は防災の日でしたが、みなさんは防災対策はちゃんとされてますでしょうか?私も先日食器棚の倒れ対策ストッパーを購入してきました。上記のランキングを見るとまったく対策をしていないと言う方が2位となっています。地震などはいつくるかわかりません。飲料水や最低限の保存食など、少しでも対策をしておくようにしたいですよね。

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