日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2005年11月号
これまで「食品業界ニュース」としてお伝えしてきたこのコーナーですが、今月号より若干趣を変えてお伝えいたします。タイトルは「ニュースな食ワード!」。この頃話題になっている言葉や事柄、よく耳にするけど実はちゃんとわかっていない言葉、話題のスポットなど、もちろんこれまでのようなニュースもあわせて、食に関するキーワードを「食ワード」と命名して取り上げていこうと思っています。もちろん「こんなキーワードを取り上げて!」「この言葉調べて!」などのご意見お待ちしております。
ということで、記念すべき第一弾は近頃ちょくちょく耳にする「LOHAS(ロハス)」について調べてみました。実は恥ずかしながら、スローライフと何が違うの???と思っていたのです。「ロハス」とは、90年代末頃にアメリカで生まれた「Lifestyles Of Health And Sustainability(健康かつ持続可能な生活様式)」の頭文字をとったもので、「消費優先、環境軽視な考え方を改めましょう!」という基本思想はスローライフをはじめとする従来のエコ運動と同じだそうです。しかし従来のエコ運動が『これはダメ、あれもダメ』という禁欲的な生活を勧めていたのに対し、「ロハス」はむしろ、『どうせ買うなら地球に優しい商品、どうせ遊ぶなら地球に優しい遊び方で!』という消費者としての積極的な選択が企業や社会を動かしていく原動力になる、という考え方が根底にあるそうです。健康に良いシンプルで機能的なものやサービスを、地球環境に気遣っている会社から購入する、と考えるLOHAS(ロハス)ピープルが増えてくると、企業側でも真剣に消費者にアピールする製品を提供しなければ売れません。環境だけではなく、お金の流れも考えたエコだから流行っているんでしょうね。資本主義の原則に基づいたポジティブなエコですね。生活に対する意識の高い人の暮らし方が「ロハス」。商品開発や企業のあり方を考えるヒントになりそうですね。
奈良時代、地方の特産物をおさめる税の一つとして、麻・絹・塩・鉄等と共にミソもおさめられていました。この時代は今のように調味料としてではなく、食べ物につけたり、なめたりしてそのまま食べられていました。また栄養補給や消毒・殺菌など薬としても使われていました。この時代は地位の高い人の給料や贈り物として使われる等、庶民の口には入らない貴重品だったそうです。
1位: 治安のよさ
2位: 文化・伝統
3位: 日本語
4位: アニメ
5位: 技術力の高さ
6位: 自然
7位: 温泉
8位: 映画
9位: 教育水準
10位: 国民の人情味
(資料:博報堂生活総合研究所)
11月1日が「全国すしの日」だってご存知でしたでしょうか?この時期、魚は脂がのり旬で一番美味しく、さらに新米がとれるとあって、まさにおすしの一番美味しい時期だからだそうですよ。また、歌舞伎の「義経千本桜」(鮨屋の段)という話からきているという説もあるそうですが・・・。これからの季節、サンマをはじめ魚に脂がのり本当に美味しくなりますね。まさに食欲の秋ですね!
株式会社 日出味噌醸造元 |