日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2006年1月号
今月の「ニュースな食ワード」は最近テレビや新聞、雑誌等でよく聞く「デトックス」について特集してみたいと思います。
「デトックス」とは「解毒」「浄化」という意味で、体の中にたまっている毒素を排出する健康法のこと。足りない栄養素を補う「足し算」のサプリメントに対し、余分な物を取り除く「引き算」の健康法が「デトックス」の考え方だそうです。
私達の体内には様々な代謝物、老廃物が生じ、それらの多くは体内に蓄積すると毒性を発する場合があります。また、マグロやメカジキ、キンメダイなどの大型の魚類に含まれる「水銀」に代表されるように、タバコの煙、排気ガス、窒素酸化物、重金属、有害物質、環境ホルモンなど、体にとって好ましくない物質を、「呼吸を通して肺から」「食事・飲み水を通して消化器官から」「接触を通して皮膚から」体内に取り込んでしまう場合もあります。それら毒素が蓄積されると、微量であっても高血圧や肥満といった生活習慣病につながる事もわかってきたそうです。また、食べ物の消化吸収・エネルギーを生み出し、エネルギーを使い、脂肪の分解などの働きをする酵素に毒素がくっついて働きを妨げるため、ダイエットしにくくもなるそうです。
では、毒度を排出するにはどうしたらいいのでしょうか?
●水分や食物繊維を意識的に摂り、便や尿から毒素を排出
●タマネギ・リンゴ・コリアンダー・ニラ・ニンニクなど、有害物質を捕らえて体外に排出しやすい食材を摂る
●運動や入浴など発汗で体内の毒素を排出
●マッサージ等で代謝を向上させる
本来人間には汗や尿・便によって毒素を排出する機能が備わっているので過剰に恐れる必要はないそうです。しかし、現代人はエアコンの効いた生活や運動不足で、汗をかきにくくなってきているため、排出する機会が減り、毒が蓄積されやすくなっているそうです。新年のこの機会、体の中にある「毒素」を排出して、体の内側からスッキリきれいになりたいですね。ただし、妊娠中や授乳中の方が「デトックス」をすると排出された毒素が退治や乳児に流れる可能性があるそうなのでしないほうがいいみたいです。
鎌倉・室町時代に伊達政宗が仙台の青葉城下に「塩噌蔵」と呼ばれる味噌工場を建てました。これが日本で最初の味噌工場と言われています。これは産業の発展と、戦用というふたつの目的のためだったそうです。この時代から味噌をすりつぶし、それを溶かした汁が作られるようになりました。この味噌汁の登場で「一汁一菜」という鎌倉武士の食事の基本ができあがったそうです。そして室町時代になると味噌汁は庶民まで広がり、農民は自家製の味噌を造るようになったそうです。
1位: ブログ
2位: 「スターウォーズ エピソード3」
3位: 大画面薄型テレビ
4位: 愛知万博(愛・地球博)
5位: 「ごくせん」
(THE21 2005年10月号掲載)
みなさま、あけましておめでとうございます。初詣には行かれましたか?私も家族の健康と会社の更なる発展を願いお参りしてきました。初詣は、もともと「恵方参り」と呼ばれ、その年の恵方の方角にある神社にお参りしていたそうですね。ちなみに2006年の恵方は南南東だそうです。
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