日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2006年9月号
ナタデココから始まり、マンゴープリンや豆乳を使用したりなど、アジアンスイーツがここ何年か大人気ですね。それに加わり、今年はベトナム・スイーツの「チェー」が流行っており、ベトナム料理店のメニューだけでなく、「チェー」の専門店までオープンしているそうです。
テレビでも取り上げられていましたので、もうご存知の方も多いと思いますが、今月の「ニュースな食ワード」は、この「チェー」について特集してみたいと思います。
「チェー」とはベトナムのスイーツで、日本の「ぜんざい」や「あんみつ」のようなもので、冷たいものも温かいものもあり種類が豊富です。豆、イモ、穀類、果実などの天然素材を砂糖と一緒にドロドロになるまで煮たベトナムの伝統的なデザートで、本来は温かいデザートですが、暑い時期、暑い地方などでは井戸水で冷やしたものを食べたり、カチ割り氷を入れてかき氷のように食べたりします。昔は簡単な振る舞い料理だったそうです。
いまでは「ベトナムの国民食」と言われるほどポピュラーになり、温かいチェーは屋台で、冷たいチェーは専門店や市場で食べられることが多く、現地では夕方になると冷たいチェーを求めて、学生が店前に行列をつくるほど人気があるそうです。材料が、豆、イモ、穀類、様々な果物などの天然素材を使用しているため、おいしいだけでなく、ヘルシーなイメージも加わり人気のようです。実際、「チェー」によく使用される緑豆には解熱効果などもあります。
「チェー」を作るのには特別な技術がいらないので、今後、ベトナム料理店だけでなく、和食店やカフェ、中華料理店で独自にアレンジしたオリジナリティーあふれる「チェー」が出てくるかもしれません。トッピングの組み合わせ次第でバリエーション豊富になるので、オリジナル「チェー」がお店の看板メニューになるかもしれませんね。まだまだ暑い夏、冷たく体にもいい「チェー」を食べて夏バテ知らずといきたいですね。
じっとしていても汗が噴き出てくる夏。つい冷たい飲み物に手が出てしまいます。でも水分の取り過ぎは血液中の塩分濃度を薄め、夏バテの原因になってしまいます。過不足なく塩分を摂るためにも、夏こそミソ料理がオススメです!また、紫外線によるシミやソバカスにもミソが効果的です。ミソに含まれる遊離リノール酸に、シミやソバカスの原因であるメラニン合成を抑制する作用があることがわかっております。夏こそ、ミソですね!
1位: 素直である
2位: 人当たりがよい
3位: 明るい
4位: 行動力がある
5位: 謙虚である
6位: しっかりしている
7位: 真面目
8位: 頭がいい
(資料:THE21 2006年6月号掲載 )
「夏に食べたい料理」に関するアンケートがありました。それによると、1位があっさりとした麺類で、2位がスタミナのある焼肉だそうです。また、「夏バテしてしまった時に食べたい料理」では、1位麺類、2位うなぎ、3位焼肉だそうです。夏バテするとどうしても食欲が無くなるので、麺類でつるっと流すタイプと、夏バテした時こそうなぎや焼肉でスタミナをつけるタイプと2極化しているようです。今年はまだ夏バテしていないので、このまま乗り切りたいです!
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