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- 11月号 Vol.65 2006年10月28日 発行
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「飲食店」etc.に求められる「食育」とは？-
2005年7月に食育基本法が施行され、「食育」という言葉を目や耳にする機会が増えました。この「ニュースな食ワード」でも今年3月に概要を特集しましたが、「日経レストラン」に「飲食店に求められる食育」についてのアンケートが掲載されていましたので、今月の「ニュースな食ワード」は「食育Part.2」とさせていただきます。
アンケート調査によると、「食育という言葉を聞いた事がある」と回答した人は既に9割にも上り、「食育」という言葉は社会にかなり浸透しています。『食育を実践している飲食店があったら？』との問いに、「ぜひ行ってみたい」「チャンスがあれば行ってみたい」と回答した人は合わせて84%で、食に関わる私たちも「食育」を無視することはできなくなっています。さらに『飲食店でやってもらいたい「食育」は？』の問いに、「食材の産地を明記」「使っている食材を子供でも解けるクイズ形式で表示」「バランス良く食べる事を教える子供向け料理教室」「食材の効能や、なぜ好き嫌いが良くないのか等分かる事例の紹介」などがあげられ、「健康に暮らしたい」「食品の安全性に気を使っている」という人は増えてはいるが、どう食育に結びつけたらいいかわからなく、外食産業にも「食育」を求めているようです。子供の「食育」には食材や食に興味を持ってもらうことが必要で、実際、ある子供向け料理教室では、野菜嫌いの子供でも、切る前の人参を見せながら「これは何？」とたずねると、元気に「人参！」と言ってパクパク食べたり、野菜を切ったり、簡単な調理をさせ、素材に触れさせることで食への関心が高まり、偏食を防ぐことができたりするようです。また、食に無関心な親が増え、「食育」の対象は子供だけでなくなっています。
「食育」はすぐに、直接に売上げに直結するものではないかもしれません。しかし、将来、食への関心が薄い大人がさらに増えると、外食産業にも大いに影響が出てきます。まずは、できることから考え始めてみませんか？ -
秋サバで「サバの味噌煮」
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脂がのって最高においしい秋のサバ！
塩焼きもいいですが、やっぱり秋は何と言っても、サバは「味噌煮」が最高！味噌には魚の生臭さを取り除いて、食べやすくする効果があります。味噌の成分に含まれるたくさんのコロイド粒子の働きによるもので、粒子の表面についている無数の突起状の凸凹が、生臭いにおいに近づくと、「臭いの元」を凹のくぼみに取り込んでしまうのです。サバのクセを消し、うまみを引き出す味噌は最高の調味料ですね。（手前味噌でした） -
"田舎にしたい"都道府県
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1位： 北海道
2位： 沖縄県
3位： 京都府
4位： 長野県
5位： 福岡県
6位： 神奈川県
7位： 福岡県
8位： 大阪府
9位： 東京都
10位： 宮城県/静岡県(資料：THE21 2006年10月号掲載 ）
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編集後記
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食欲の秋ですね！サンマ、栗、キノコ、柿、ぶどうetc...
スーパー等は秋の味覚満載です！あるインターネットアンケートに「好きなキノコ」ランキングが掲載されていました。1位しめじ、2位シイタケ、3位えのき、4位エリンギだそうです。ちなみに松茸は7位でした。（上位かと思ったら結構低いですね？）食べ過ぎ注意ですが、旬の味を存分に満喫したいと思います。
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