日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2007年4月号
大手菓子メーカー等の消費期限問題により、近頃「消費期限」「賞味期限」の話題が後をたちません。そこで、今月の「ニュースな食ワード」は、「消費期限」「賞味期限」のおさらいをしてみたいと思います。
「消費期限」は製造日を含めておおむね5日以内で品質が急激に劣化する食品(例えば弁当、調理パン、惣菜、生菓子類、食肉、生麺類等)に表示されます。一方「賞味期限」は、一般に6日以上日持ちのする食品、消費期限に比べ、品質が比較的劣化しにくい食品等(例えば、スナック菓子、即席麺類、缶詰、牛乳、乳製品など)に表示されます。
ただし、食品等の販売が禁止されるのは、当該食品等が食品衛生法上の問題がある場合ですので、仮に表示された期限を過ぎたとしても、当該食品が衛生上の危害を及ぼす恐れのないものであれば、これを販売することが食品衛生法により一律に禁止されているとはいえません。しかし食品衛生を確保するためには、消費期限及び賞味期限のそれぞれの趣旨を踏まえた取扱いが必要です。「消費期限」については、この期限を過ぎた食品については飲食に供することを避けるべき性格のものであり、これを販売することは厳に慎むべきものです。また「賞味期限」については、期限を過ぎたからといって直ちに食品衛生上問題が生じるものではありませんが、期限内に消費されるよう販売することが望まれます。
(詳しくは厚生労働省 tttp://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/kakou2/index.html をご覧ください)
この度、厚生労働省は1/31付けで、消費・賞味期限の日付設定の根拠となる資料を作成し、保存するように広域流通食品の製造者(メーカー側)に求める初の通達を出したようです。メーカー主体で決められる期限表示の有効性を保健所が検証しやすくし、監視を強める狙いのようです。通達は全国の自治体と「日本食品衛生協会」などの業界団体を通じて、メーカー側に伝えられます。消費・賞味期限の表示は、商品について最も多くの知識を持つメーカーが、細菌数や味の変化など商品の傷み方のデータを基に決める仕組みになっていて、細菌数などの実験記録や、個々の商品期限を決めた経緯を記して工場で保管してもらい、保健所の定期的な検査や、不正表示の疑いで調査する時に活用する方針です。まずは大手企業に徹底を求める動きのようです。弊社でも今まで以上に気を引き締め、準備を進めたいと思っております。
◆惣菜デリカ・弁当・外食専門店「ファベックス2007」◆
1位: 鈍感力 渡辺淳一 集英社
2位: 家庭教師ヒットマンREBORN!隠し弾(1) 天野明子 安英明 集英社
3位: 日本人のしきたり 飯倉晴武 青春出版社
4位: ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 関暁夫 竹書房
5位: 不動心 松井秀喜 新潮社
2007年3月19日:日販調べ
お花見の季節ですね。普段あまり和菓子など食べないのですが、この時期になるとなぜか「道明寺(桜餅)」が自然と食べたくなるんです。「goo」の関東地区のお花見ランキングによると、1位:上野恩賜公園、2位:千鳥ヶ淵緑道、3位:新宿御苑、4位:井の頭恩賜公園、5位:靖国神社でした。
私的には新宿御苑と砧公園(世田谷区)がゆったりとしてお気に入りです。おすすめの穴場があったら教えてください!
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