日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2007年7月号
近頃、「地産地消」の動きが活発になり、コンビニでも地元の食材を使い、農業生産者や食品メーカーと開発した新商品を販売したり、学校給食でも、地元の食材を使用したものが登場しております。そこで、今月の「Newsな食ワード」はこの「地産地消」について特集してみたいと思います。
地産地消=(地元生産−地元消費)とは、「その土地で生産したものをその土地で消費すること」で、地域の消費者のニーズを的確に捉えて生産を行う取組と、地域で生産された農産物を地域で消費しようとする取組の両面を持つものです。
消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、消費者と生産者との相互理解を深める取組み、国民全体で生産と消費の関わりや、伝統的な食文化等についての認識を深める機会の提供、地域の農業と関連産業の活性化などの効果を期待するよう推進されています。また「地産地消」が浸透すると、流通過程が短くなり、地域の監視の目もきつくなるため、産地詐称を防ぐことも期待されています。
遠距離の輸送には輸送経費や交通機関の燃料、輸送に関わる人のエネルギーがかかります。食料の生産地から食卓までの距離が長いほど、輸送にかかる燃料の使用が多いので、二酸化炭素の排出量も多くなります。農産物の移動重量(トン)に移動距離をかけたものを「フードマイレージ」といい、これが高い国は食料の消費が環境に対して大きな負荷を与えると言われています。農林水産省の試算によりますと、2001年の日本の「フードマイレージ」の総量は約9000億トン・kmで、世界で群を抜いて大きく、国民一人当たりでも1位ということです。
気候の関係等で、生産できる農作物の種類には限度があるため、全てを「地産地消」にすることは難しいと思いますが、地球環境、エネルギー資源のためにも「地産地消」「フードマイレージ」が今後重要な課題になってきそうですね。
梅雨の季節になり、食中毒等が気になる時期となってきました。実はみその中では、O157は増殖できず、徐々に死滅することがわかっています。菌の種類や保存温度条件によっても生存期間は異なりますが、30度ではみその中のO157は3日ですべて死滅、20度でも大幅に減少するという試験結果が出ているそうです。万が一みそにO157が混入したとしても、発酵熟成の過程や常温での流通過程において死滅します。
また、開封後に汚染されたとしても、みそ汁では調理過程における加熱で死滅するため、安全です。O157に限らず、これまで、みそによる食中毒の報告はないそうです。梅雨の時期こそ「ミソ料理」ですね!
1位: ビジネス文書の書き方
2位: 飲み会、宴席での話題づくり
3位: 列車の席次
4位: 敬語の使い方
5位: エレベーターの席次
6位: 接客
7位: ビジネス用語
8位: 相手への紹介
9位: 和室の席次
10位: お茶・コーヒーの出し方
THE21 2007年6月号掲載
仕事の後のビールが更に美味しい季節になってきましたね。ビアガーデンのアンケート調査によりますと、「ビアガーデンに誰と行くか?」の問いに、友人や恋人、家族など"プライベート"が約7割、会社の上司、同僚、取引先などの"会社関係"が約5割と、構成比では"プライベートで楽しむ派"が多くなっているそうです。また、「行ってみたいビアガーデンは?」の1位は「とにかくビールが冷えていておいしい」で、雰囲気や料理よりもビールの美味しさを求める声が一番だそうです。
おすすめのビアガーデンありましたら教えてくださいね!
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