日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2007年11月号
BSA問題や賞味期限問題など、食に関する不安を抱えている人はまだまだ多いと思われます。
今月の気になる食ワードは、アンケートから見える最近の「食意識」について特集してみたいと思います。
◆食材にはあまり手を加えない『素材重視型』が6割
食材は新鮮なうちにあまり手を加えず食べるという『素材重視型』と、食材の味を引き立たせるよう調理してから食べるという『調理重視型』。どちらの志向に近いかの問いには、『素材重視型』は59%、『調理重視型』は23%となり、『素材重視型』が多いそうです。おいしく食べるために、こだわっていることは、「新鮮であること」(58%)、「旬のものであること」(48%)が上位2位。いずれも食材そのものへの評価となりました。以下は、「素材に適した調理方法」(39%)、「リーズナブルな価格」、「国内産の食材」(共に38%)が続いています。
◆食の安全性、不安度合いは9割近く
食の安全性に対する考え方は、「不安を感じている」が32%、「やや不安を感じている」が56%で、不安を感じている合計は88%となり、大多数にのぼっています。気になる項目は、「賞味期限が表示」(48%)、「原材料名の正しい表示」(46%)、「原産地の明記」(44%)が上位3位となり、食材についての正しい情報を求める人が多いようです。以下、「無添加・無着色」、「無農薬・低農薬栽培」(共に41%)、「遺伝子組み換え食品ではない」(39%)も高ポイントとなっているようです。
◆高いお金を払ってもいい食材・食品は『無農薬・有機栽培』『特定保健用食品』
実生活での「無農薬や有機栽培食材」の実践度はまだまだ低い一方で、それらの食材には高いお金を払ってもいい、「特保は値段は高いが健康に効果的」という意識が定着しつつあるようです。消費者が今、商品やパッケージ表示にどういった事を求めているか参考になりますね。
大豆に含まれる大豆サポニンには脂質の合成・吸収の抑制作用、分解促進作用があり、肥満防止に有効であることが確認されているそうです。また、大豆サポニンを長期間摂取し続けると、腸管の表面の組織が変化し、肥満体質そのものが改善されるといわれています。大豆サポニンの供給源としては、高野豆腐や大豆、油揚げ、がんもどき、おから、豆乳、ゆば、納豆などがあげられます。まさに肥満体質改善に油揚げのお味噌汁と納豆の組み合わせは理想的ですね。さすが日本の定番メニューです。
1位: いも煮 山形
2位: 鶏飯 鹿児島
3位: きりたんぽ鍋 秋田
4位: 馬刺し 熊本
5位: きびなご料理 鹿児島
6位: ブリのあつめし 大分
7位: 宇和島鯛めし 愛媛
8位: 豚骨料理 鹿児島
9位: じゃこ天 愛媛
10位: さつますもじ 鹿児島
農水省公表
◆ホームページリニューアルしました!
もうお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、10月2日にホームページをリニューアルいたしました。以前より内容も充実し、手前味噌ながら、見やすくなっていると思います。商品紹介だけでなく、活用事例や豆知識・Q&A等盛りだくさんですので、是非ご覧になってみてください。
http://www.hinodemiso.co.jp
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