日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2008年8月号
「給茶スポット」ってご存知ですか?
お客様が持参した「マイボトル(水筒)」などに、淹れたてのコーヒーやお茶を注ぎ足す喫茶店やカフェ、お茶屋さんのことで、プロがいれた本格的な味を楽しめる他、ペットボトルなどのゴミが出ず、「エコ」ということで今話題になりつつあるスポットです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「給茶スポット」について特集してみたいと思います。
「給茶スポット」は全国に200か所以上あり、海外(ニューヨーク)にもあります。なんと、世界遺産『石見銀山』にも、「給茶スポット」があるそうです。
「給茶スポット」を仕掛けたのは象印マホービンで、マイボトルキャンペーン「どこでもカフェ」の一環で、2006年4月から展開しています。目印は店頭に掲示された、「給茶スポット」と書かれた水筒のイラストステッカーで、提供するお店によってそれぞれ違う味わいや香りが楽しめるとあって、若い人や子供連れの母親に人気だそうです。
昨年4月からは、全国茶商工業協同組合連合会とのコラボレーションにより、細かく砕いた氷の上に、最適温度で抽出した緑茶を注いで急冷する「ロック DE お茶」や、抹茶とお湯をマイボトルに入れてシェイクする「シャカシャカ抹茶!」など新しいメニューもスタートしました。ペットボトルのお茶より断然美味しい日本茶が飲めるとあって大好評のようです。
また近年、"マイ箸"、"マイバッグ"、"マイカップ"など「使い捨て」のスタイルを見直す動きが活発になってきています。ペットボトルの国内年間消費量は約50万トンで、6割位は回収されているようですが、正しく再生されているのはその1割位だそうです。ペットボトルをリサイクルするには、新たに作るより3.5倍の石油を使うという話もあるそうです。「給茶スポット」は、環境にも良く、体にも良く、そして「一杯いかがですか?」とすすめたり、みんなで色々なお店の味を持ち寄って、"利き酒"ならぬ"利き茶"をしたりなど、コミュニケーションにも良さそうですね。今まで若い人にとって、少し敷居の高かったお茶屋さんが、切り口を変えただけで、ぐっと身近な存在となりそうで、ビジネスのアイディアとしても参考になりそうですね。
暑い日が続いていますが、「夏バテ」は大丈夫ですか?外気温が上がると、体温を36〜37℃にするために、汗をかいて体温を下げようとします。しかし、汗は、体内に存在する水分やナトリウム、カルシウムやカリウムなどのミネラル分も同時に体外に放出し、それが原因となり、体調バランスが崩れ、疲労感が生じるのだそうです。そんな時、効果的なのが、「豚肉」「味噌」「豆腐」の組み合わせ。豚肉は、体を作る素となるタンパク質と疲労回復に即効性のあるビタミンB1が同時に摂れます。味噌は良質のタンパク質で吸収力が高く、豆腐は「夏バテ」で肉や魚が摂れないときのタンパク質の摂取に効果的です。先月号で紹介した「梅味噌」も食欲増進に良さそうですよ。
1位: Make my day【初回生産限定盤C】 新垣結衣
2位: どうして君を好きになってしまったんだろう? 東方神起
3位: One Love【通常版】 嵐
4位: 爪爪爪「F」 マキシマム ザ ホルモン
5位: Make my day【初回生産限定盤C】 新垣結衣
資料:プラネットヒットチャート
室内でお仕事をされている方の中には、冷房病でお悩みの方も多いのではないでしょうか?温かい飲み物をとったり、温かいお風呂に入ったりするのはもちろん効果的ですが、腹式呼吸も効果的なんだそうです。これなら仕事の最中でも気軽にできるのでいいですね。早速始めてみようと思います。皆様も何か「冷房病」に効果的な方法があったら教えてください!
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