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- 6月号 Vol.96 2009年05月28日 発行
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料理も男性の時代？「弁当男子」とは？-
最近、オフィスの"ランチ事情"にちょっとした変化が起き、巷では『弁当男子』なる言葉が流行っているそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」はこの『弁当男子』について特集してみたいと思います。
『弁当男子』とは自作のお弁当を職場などに持参する男性のこと。「お弁当」と言えば今までは、OLさんや既婚男性が奥様に作ってもらったお弁当を持参するイメージが強かったのですが、近頃は独身男性の手作り弁当が増えているのだそうです。お弁当が流行っている背景には、やはり景気の影響が大きく、外でお弁当を買うより経済的というのが一番の要因のようですが、昨今のエコブームもあり、お弁当を持参することにより、使い捨て容器などのゴミの削減=エコにつながるというのも要因の1つのようです。
マイ箸やマイ水筒が浸透してきた影響で、お弁当持参もそれほど抵抗がなくなってきているのかもしれません。エコ=カッコイイというのが若者の間でも浸透してきているようです。
また、市販弁当ですと、どうしても肉類や揚げ物メインになり、栄養が偏り気味になったり、保存料等の食品添加物等が気になったり等、健康面を気にしてという方も多いようです。ロフトによれば、保温弁当箱（ランチジャー）は前年比2倍、保温水筒も前年比1.6倍の売り上げで、1番売れているものは男性向けの商品だそうです。ブログでも男性の料理ブログが急増しています。更に、ニフティと雑誌「DIME」が共同で、「男だっておもいっきりスイーツを楽しみたい！」という甘い物好きの男性のためのサイト『男子スイーツ部』をオープンし話題になり、森永乳業と男性の意見を取り入れた"男のためのプリン"を共同企画開発までしているそうです。料理・スウィーツは女性がターゲットという固定観念は通用しなくなっています。マーケットは変化しているようです。 -
毎日の味噌汁と納豆で食中毒知らず・・・
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梅雨の時期が今年もまたやってきますね。
お酢、味噌、緑茶、納豆といった日本の伝統食材には、殺菌作用の備わった優秀なものが多く、これらの強い殺菌力は、胃腸の中でも衰えることはないそうです。食中毒等は、同じ食物を食べても体調や個々の体質によるところが大きいですが、納豆や味噌などの食品を日常的に食べている人の方が、食中毒を起こさない場合が多いようです。また、O-157の菌を味噌に入れ、そのまま放置すると、O-157は4〜7日以内に死滅してしまう実験結果も出ています。味噌パワーは梅雨の時期にも大活躍です！ -
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編集後記
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今月の「ニュースな食ワード」でも特集しましたが、独身男性でもお弁当持参の方が増えているようですね。ただ、これからの時期のお弁当は梅雨や温度が高くなり、食中毒などが心配になってくる季節ですね。食中毒対策として、お弁当箱を薄めた酢で拭いて抗菌するといいそうです。また、ヒジキやきんぴら等をアルミに包んで凍らせ、お弁当箱にそのまま詰めると、温度が低い為、菌が活動できず、食中毒防止に効果的だそうです！何はともあれ、手洗い、洗浄など衛生第一ですね。
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