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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

6月号 Vol.108 2010年05月28日 発行
「Table for two」二人の食卓とは?

「Table for two」というワードを聞いたことありますでしょうか?直訳すると「二人の食卓」という意味なんですが、今月の「ニュースな食ワード」はこの「Table for two」について特集してみたいと思います。

「Table for two」とは、「先進国の私たちと、開発途上国の子ども達が、時間と空間を超えて食事を分かち合う」というコンセプトのもと始まった社会貢献の一つで、社員食堂やレストラン等で「Table for two」の対象となる商品(低カロリーのヘルシーメニュー)を購入すると、1食につき20円の寄付金が自動的に「Table for two」を通じて開発途上国の子どもの学校給食費に寄付されます。20円というのは、開発途上国の給食1食分の金額。つまり、先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られるという仕組みとなっています。すでに導入されている企業の方もいらっしゃるかもしれませんね。
2007年の秋に日本で創設されたにもかかわらず、すでに参加企業・団体数は200社に迫り、社員食堂から始まったプログラムも一般の人も利用できるレストランやカフェ、ネットスーパーやコンビニ等、次々と広がっているようです。「Table for two」が多くの企業に受け入れられた要因としては、貧困国を援助する一方向な社会貢献ではなく、企業、従業員、貧困国の「三方が得をする」という企業としても導入しやすい仕組みにあるようです。
1.2008年よりメタボ検診義務化が始まり、従業員の生活習慣病予防の為に何かしなければという企業側の悩みに対応している。
2.CSR活動(企業の社会的責任)で悩んでいた企業にとっても、今までの社食メニューに「一食約730kcal、野菜を多く含む、栄養バランスが取れている」という「Table for two」のガイドラインに沿ったメニューをプラスするだけという導入しやすい仕組み。
3.従業員にとっても厚生労働省の食事摂取基準に沿ったメニューで健康的、且つ20円という無理のない寄付金設定であること。
世界の67億人の人口のうち、10億人が餓えに喘ぐ一方で、10億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しんでいるそうです。この深刻な食の不均衡が解消できる「Table for two」。みんなが幸せになるという仕組みが受け入れられやすく、且つ長続きする秘訣なんでしょうね。食に関わる弊社としても、とても興味があります。今後の企業の社会貢献活動(CSR)のヒントになりそうですね。

「梅雨」の季節は「梅味噌汁」で・・・ 「ここがミソ」コラム

梅雨の季節がやってきますね。梅雨の語源については、いくつかの説がありますが、「梅が熟す季節の雨」から、「梅雨」と呼ばれるようになったようです。この時期なんとなく体が重い、だるい、朝の目覚めが悪いといった症状が出る方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時、梅干し入りのお味噌汁はいかがでしょう。
梅干しの酸味が、思いのほか味噌汁と良く合って、食欲の無い日や体調の悪い日でも、さっぱりと飲めてしまうはずです。ただし梅干しの塩気は商品によってまちまちなので、お味噌の量を加減してみて下さいね。

ギャルに人気のラーメントッピングランキング 今月の気まぐれランキング

1位: メンマ(麺の食感とメンマのシャキシャキ感の差が人気)
2位: たまご(人気は、黄身が半熟のトロトロタイプ!)
3位: チャーシュー(チャーシューの人気は圧倒的!)
4位: もやし(シャキシャキの歯ごたえがたまらない)
5位: ねぎ(大量のねぎを使ったネギラーメンがギャルに大人気)

編集後記

「ここがミソ」コラムにも書きましたが、梅雨の季節がやってきますね。「男梅雨」「女梅雨」があるのをご存知でしたでしょうか?「男梅雨」は、気性の激しい男性のように、晴天が多いが降ると激しい梅雨や、ザーッと降ってカラッと晴れる梅雨のこと。
「女梅雨」は、いつまでもさめざめと泣いているように、弱い雨がしとしと続く梅雨のことだそうです。「草食男子」「肉食女子」と言われる昨今では反対のイメージかもしれませんね。

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