日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2011年3月号
2008年に一時ブームになった米粉ですが、近頃また再ブームが起き、パンやケーキ類にとどまらずパスタ、ピザ、ラーメン、アイス、ムースなど様々なジャンルで注目されているようです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は今時の「米粉」事情について特集してみたいと思います。
2008年の「米粉」ブームの背景には、小麦の国際価格高騰があった為、小麦粉の代替というイメージが大きい「米粉」でしたが、今回の「米粉」ブームはちょっと違うようです。「米粉」特有のもちもち感・サクサク感といった食感や、ダマにならない、ふるう必要がないなど「米粉」ならではの特性を活かした商品が多いのが特徴です。特に麺類はもっちり感が受けて、パスタからラーメンなど様々なジャンルで好評のようです。また、コシヒカリを使用したベーグルや国産米粉を使ったドーナツなど、”質”にこだわった商品が多いのも今回のブームの特徴のようです。
また、食料の約60%を輸入に頼っている日本にとって、今回の「米粉」ブームは日本の食料自給率アップへの貢献も期待されています。特に日本は小麦のほとんどを輸入に依存しています。仮に小麦のパンの代わりに、国産米粉のパンを1人あたり1か月に3個食べると、食料自給率が1%アップするとの試算もあるようです。さらに、国産米粉を使用することは、数年前に特集した「フードマイレージ」の低下にも貢献します。「フードマイレージ」とは食べ物が運ばれてくる距離に、運ばれた量を掛け合わせた指標のことで、移動距離が長くなるほど運搬トラックやタンカーなどから排出される二酸化炭素が増えるので、アメリカ産小麦を使用するより国産米粉を使用する方が二酸化炭素削減にもつながります。
今回の「米粉」のブームが単なる食のブームだけでなく、「食料自給率」や「フードマイレージ」などといった社会問題や環境問題にも一役買ってくれる救世主となってくれるといいですね。
風邪には味噌・ネギ・生姜を混ぜた「ネギ味噌」が効くと昔から良く聞きますね。ネギや生姜は発汗・胃腸を温めるといった陽性のエネルギーが強い食物です。一方味噌は、発酵という陰性のパワーと、熟成という陽性のパワーを兼ね備えた食物で、「陰と陽」両方の力を吸収、分解し中和させる作用があるそうです。なので味噌の中和作用によって、ネギや生姜が身体に吸収された時に一番いい状態で効能をもたらすことができるそうですよ。
味噌が取り持つ仲という感じでしょうか・・・。
1位: チョコ
2位: スナック菓子
3位: あめ
4位: 菓子パン
5位: 食べずにガマンする
6位: インスタント食品
7位: ガム
8位: おにぎり
9位: フルーツ
10位: 栄養食品
参考:goo
空気が乾燥し、静電気が発生しやすい時期ですね。静電気が体にたまった状態を続けていると、単に「ビリッ」とくるだけでなく、体内の「カルシウム」や「ビタミンC」などが流失し、健康にも良くないそうです。また免疫力の低下や疲れ・貧血・肩凝り・胃腸不良などの症状にもなりやすいようです。また、天然繊維に比べ合成繊維の服を着用している時は、血液中のビタミンCの量が10〜20%も低下するそうです。着用する服で、体内のビタミン量が変化すると知ってびっくりしました。
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