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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

5月号 Vol.119 2011年4月28日 発行
「東京ガールズコレクション」で食育? Newsな食ワード!

今年3月、農林水産省の「新プロジェクト」が、なんと国内最大級の若者向けファッションショー「東京ガールズコレクション」と異色のコラボレーションを開催したそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」はその「新プロジェクト」について特集してみたいと思います。

その新プロジェクトの名称とは「マジごはん計画」。将来親となる10〜20代の若者に食の大切さや楽しさを伝え、もっと「マジ」な気持ちで「ごはん」について考え直してもらいたい。食べることを本気(=マジ)で考える機会や、作る側の真剣(=マジ)な思いが伝わる機会を提供していこうとの思いで、農林水産省の若手メンバーが立ち上げたプロジェクトです。農林水産省はこれまでも食育活動をしてきましたが、「正論をそのまま訴えても若者の心には響かない」として、10〜20代の女性の関心が高いファッションや美容と関連づけ、活動の認知度を上げることにしたようです。そのキックオフとして、「東京ガールズコレクション」とのコラボで本格始動。モデルの佐々木希さんや、タレントのMEGUMIさん、人気フードコーディネーターのSHIORIさんらが食べることや料理についてのトークショーを開催したり、ファッション誌「VOGUE 」とも連携し、野菜を食べやすくするレシピなどを掲載したりなど、どんどん新しい試みをしているようです。痩せたいから食事を抜くのではなくキレイになりたいからちゃんと食べる。モデルのような綺麗な体を作るには、洋服やメークだけでなく、バランスの取れた食生活が大切と「食の大切さ」をアピール。
世代によって関心事や悩みはさまざまです。お固いイメージの農林水産省が従来の画一的な食育活動ではなく、世代にそったテーマやPR方法で食への関心を高めていこうとする今回の「マジごはん計画」プロジェクト。農林水産省が「マジ」というネーミングを起用するあたりにもマジな意気込みを伺えるようですね。今後も、企業やレストランとのコラボが検討されているようです。「心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝える」を理念とする弊社としても今後の活動に興味があります。

味噌は食中毒知らず 「ここがミソ」コラム

あと一ヶ月あまりで梅雨の季節がやってきますね。実は厚生労働省の調査によれば、
戦後起こった食中毒事件のうち、ミソが原因とされたものは1件もないそうです。あえて、
ミソの中に大腸菌・ブドウ球菌を入れ、密封して室内に置くという実験をしたそうですが、大腸菌は1週間以内、ブドウ球菌でも約2週間で死滅。塩分0%の「無塩みそ」と、塩分12%のやや塩分少なめのミソで実験したところ、なんと塩分ゼロのミソの中でも細菌がなくなっていたとのことです。ミソの殺菌力はすごいですね。ミソがなぜ食中毒に強いかの理由をまたレポートしてみたいと思います。

母の日に夫からプレゼントして欲しいことランキング 今月の気まぐれランキング

1位: 豪華な食事に連れて行ってくれる
2位: ケーキ、お菓子を買ってきてくれる
3位: 一日自由な時間を過ごさせてくれる
4位: 「いつもありがとう」の感謝の言葉
5位: 料理を作ってくれる

参考:goo


編集後記

今年の母の日は5月8日の日曜日ですね。
以前は赤いカーネーションを贈るのが主流でしたが、近頃は花に限らずプレゼントも多様化しているようですね。いつまでも綺麗で・・・と「エステ・マッサージ」や日頃の疲れをとってと「温泉宿泊」など、「物」ではなく「事」を贈る方も多いようです。また今月の気まぐれランキング結果を見ても、「物」より一緒に過ごす時間・コミュニケーションを求める意見が多いように感じます。皆様はもうプレゼント決まりましたか?

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