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日出味噌醸造元TOP ＞ 日本の食卓向上通信バックナンバー ＞ 2012年03月号
- 3月号 Vol.129 2012年02月28日 発行
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塩麹と並び「酵素ジュース」がブーム！
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1月で特集した「塩麹」と並び、いま女性の間で話題になっているのが「酵素ジュース」との事。 そこで今月の「ニュースな食ワード」は「酵素ジュース」について特集してみたいと思います。
酵素は、野菜や果物など、いろいろな食物にもともと含まれていますが、最近は単なる野菜や果物のジュースではなく、濃縮させた「酵素原液」などを野菜ジュースなどに加え、美容・健康・ダイエットの為、酵素を積極的に摂取しようとする女性が急増しているようです。手軽に自宅で「酵素原液」を作る方法は、リンゴやキウイ、レモンなどの果物をできるだけ皮のついたまま小さめに均等に切り、そこに、ほぼ同量のてんさい糖をかけて、手で混ぜ、瓶に詰めて蓋をして発酵を待ちます。冬場なら常温保存で、２日目くらいで表面に白い泡が出てきて発酵が始まり、まんべんなく発酵するように毎日１回かき混ぜて、1週間くらいおいて果物がなじんできたら、裏ごししてエキスだけを取り出します。こうして出来上がったのが「酵素原液」。生のジュースで酵素を取り入れるポイントは
①朝飲むこと。（消化がよく酵素たっぷりのジュースで排泄の働きを助ける）
②胃が空っぽの状態で飲むこと。（先に食べたものが胃に残っていると消化の妨げになってしまう）
③生の野菜や果物を使うこと。（酵素は加熱すると壊れてしまうので、生の野菜や果物を使うことが肝心）
また、体内に酵素を取り入れることも大切ですが、取り入れた酵素を、効果的にはたらかせることも大切です。私たちの体は、呼吸する、健康を守る、美しい肌を保つ、体を動かすなど何をするにも、すべて体内酵素がはたらいています。しかし体温が下がると、体内酵素のはたらきは急激に鈍ってしまいます。「冷えは万病のもと」と言われるのも、酵素のはたらきが鈍るからとも言われています。温度が上がれば、3000種類とも言われる体内酵素が一気に元気にはたらきます。お風呂や運動、食べ物、飲み物などで、体を温めて酵素を活性化すると、健康はもちろん、代謝もアップして、若々しく美しくいられる効果があるそうですよ。 -
「みそ」で酵素パワー！
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今月の「ニュースな食ワード」では酵素を特集いたしましたが、味噌や納豆、ぬか漬けなどの発酵食品にも酵素がたくさん含まれています。発酵の期間が長いものほど酵素のはたらきが強く、からだにも有用にはたらくそうです。また酵素は、40℃くらいの環境で活発にはたらきますので、体温の高い人は体内で酵素が活発にはたらいてくれます。発酵食品は「体を温める食品」でもあり、体を温めるうえに、酵素もたっぷり含む一石二鳥の万能食品です。花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を改善するのにも効果的とのこと。これからの時期、花粉症でお悩みの方におすすめです。
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10位： 手料理参考：ライフメディア「リサーチバンク」
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編集後記
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今月は酵素の特集をしましたが、飲む（摂取する）だけでなく、最近は酵素パックもブームで、テレビでもよく紹介されているようです。酵素パックとはタンパク質を分解する酵素をパック状にして顔に塗り、細かい汚れも除去していこうという美顔方法との事。ニキビ対策から美白効果が期待されているようです。
体の中からと外から、酵素パワーすごいですね。酵素ジュースを飲んで、お風呂に入って酵素パックで一石三鳥ですね。
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