日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2012年04月号
B-1グランプリなどご当地グルメが人気ですが、今回また新たなご当地グランプリが誕生し大盛況だったようです。そこで今月の
「ニュースな食ワード」はその新たなご当地
グランプリについて特集してみたいと思います。
そのグランプリの名は「KARA-1グランプリ」。「KARA-1グランプリ」とは「辛い!」だけでもなく「旨い!」だけでもない、「辛くて旨い」
メニューが集うイベントで、日本全国の激辛グルメ店でどこが一番「辛旨い」かを会場参加の人気投票で決定するイベントです。京都府向日市に「激辛坦々麺」や「激辛焼きカレー」など、ほとんどが「激辛」の名前をもつ料理ばかり提供する「京都激辛商店街」と呼ばれる一風変わった商店街があり、そこが主催で今年3月「激辛グルメ日本一決定戦KARA-1グランプリ」を開催しました。今回は第1回にもかかわらず、日本各地から総数40店舗が参加し、約2万人もの来場者でにぎわったそうです。中には開始早々、長蛇の列になるメニューも多く、行列1時間待ちの人気で売り切れとなったものまであったようです。
投票は本家のB-1グランプリと同様、来場者が"「辛くて旨い」"と推薦する店舗に割りばしで投票。その総重量で順位を決定します。今回の大1回のゴールドグランプリは地元向日市の「激辛坦々麺」が獲得したようです。探してみると他にもグランプリイベントは各地であり、「カレー街」として注目を集める東京・神田では昨年10月、「第1回神田カレーグランプリ」を開催。またブランド米「仁多米」の産地、島根県奥出雲町では、2010年からお米を使った料理やスイーツの味を競う「米-1グランプリ」を開催。昨年は県内外から約40団体が参加したそうです。さらには、うどんが特産の群馬県館林市でも昨年9月、「麺-1グランプリin館林」を開催し県内外の57店が参加するなど、探せば全国各地で多種多様なグランプリイベントが開催されているようです。
自社、自店の売上げアップのアイディアを考えるのはもちろんですが、こうやって町おこし的や業界自体を盛り上げるイベントも、長期的広告効果の一つの戦略ですね。
春は山菜が楽しみな季節ですね。炊きたての白米に、ほろ苦いフキ味噌はご飯が進みます。新芽のふきのとうには栄養が豊富。カリウムは血液中の不要なナトリウムを排出させ、血圧を下げてくれるので、高血圧が気になる中高年には大切な栄養素です。独特の香りとほろ苦さは、食欲を増進させ、胃を丈夫に保つ効果があるといわれます。また粘膜を強くする作用があったり鎮咳・去痰・喘息風邪の予防に役立つそうです。また味噌と同様、がんの抑制にも効果があるともいわれています。ふきみそで、今年の春も健康にスタートし、パワフルにいきましょう。
1位: 弘前公園/青森県弘前市
2位: 花見山/福島県福島市
3位: 高遠城址公園/長野県伊那市
4位: 上野恩賜公園/東京都台東区
5位: 吉野山/奈良県吉野町
6位: 忠元公園千本桜
7位: 井の頭恩賜公園
8位: 高田公園
9位: 千鳥ヶ淵緑道
10位: 熊谷桜堤
参考:goo
3月21日に『高知』で桜が開花し、いよいよ2012年の桜前線がスタートしたようです。3月末にかけて、九州〜関東の各地でも、少しづつ咲き始める所が出てくるようです。この冬は、寒さが続いたため、『平年より少し遅い』時期に咲く所が多いようで、東京では開花予想が3/30頃、満開予想が4/7頃のようです。桜の花のダイナミックさには毎年ながら感動いたします。今年も楽しみです。
株式会社 日出味噌醸造元 |