日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2013年04月号
内閣府食育推進室が実施した「食育の現状と意識に関する調査」によると、「油を多く使った料理(揚げ物や炒め物など)を1日に2回以上食べる日が週に2回以上ある」と答えた人が全体の約65%もいるそうです。
健康志向の高まり傾向の一方で、日本人は天ぷらや唐揚げ、とんかつ、コロッケなどの揚げ物が好きという傾向もあり、近頃は子供の糖尿病も増えています。そんな中、油を使わずに揚げ物ができると話題の調理器具が登場したそうです。
そこで今月の「ニュースな食ワード」は、その話題の調理器具について特集したいと思います。
その話題の調理器具の名前はズバリ「ノンフライヤー」。油を使わずに唐揚げやとんかつが作れるという調理家電です。
仕組みは、最高200度の熱風を高速で対流循環させることで、食材全体を一気に加熱し、油を使わなくてもさまざまな食材を揚げることが可能ということです。
サクサクとした食感は、食品表面の温度を3%まで下げることで、食材に含まれる油が表面をムラなく温めるので、サクサクとした揚げ物に仕上がるとのこと。
4月下旬発売予定ですが、すでに発売前からツイッターやSNSなどで話題になっているようです。
揚げ物の油は高温になるため、煮物や炒め物などの調理に比べて危険度が高いので小さな子どものいる家庭では敬遠されがちですが、「ノンフライヤー」は予熱したバスケットに食材を入れ温度と時間を設定するだけ。調理完了までしばらく放っておくことができるので安心ですし、その間他のことができるので家事の短縮にもなります。
スイッチも温度調整用と、時間設定用の2つだけで、温度設定は80〜200℃、調理時間は30分まで調節可能です。
「揚げ物」機能だけでなく、ピザやラスクなどの「焼き」もできる
とのこと。
メタボリックシンドロームの予防改善などの健康面だけでなく、油を使わないので調理後の油の処理もなく、洗いも楽なのも女性に話題のようです。レンジのように一家に一台と
なるのでしょうか・・・。
味噌は便秘の解消にも効果的ってご存知でしょうか?
味噌の原料の大豆を発酵させていく過程で「メラノイジン」という物質が作られます。この
「メラノイジン」には腸内環境を整える作用があるため、便秘で腸の中に増えてしまった
悪玉菌を減らす効果があります。
これはもともとある腸内の善玉菌である乳酸菌が、「メラノイジン」を摂ることによって増えるため、悪玉菌が減少していくそうです。善玉菌のおかげで固い便は柔らかくなり、排便しやすくなります。お味噌汁の中に食物繊維の多い白菜や芋類を入れたら便秘解消効果も倍増ですね。
お味噌汁で美味しく便秘解消してみませんか・・・。
1位: 間違えて印刷して廃棄となった印刷物
2位: 使わずに廃棄となった会議資料
3位: FAXした後のFAX用紙
4位: 効きすぎている冷暖房
5位: 使っていないスペースの電灯
参考:goo
今年の桜の開花は例年より早かったですね。先週末にお花見をした人も多かったのではないでしょうか。お花見は奈良時代の貴族の行事が起源だといわれているそうです。
奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞されていましたが、平安時代に桜に
代わってきたそうです。それは歌にも現れており、7世紀後半から8世紀後半の『万葉集』には桜を詠んだ歌が40首、梅を詠んだ歌が100首程みられますが、10世紀初期の『古今和歌集』ではその数が逆転しているそうです。日本人にとって桜の花は特別ですね。
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