日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2013年06月号
このほど富士山の世界文化遺産への登録が確実になりましたが、それに続けとばかりに、日本食文化もユネスコ無形文化遺産登録を目指しております。ユネスコの世界遺産には「平泉の文化遺産」のような有形遺産、「小笠原諸島」のような自然遺産の他に、無形文化遺産保護条約に基づく無形文化遺産があります。今まで日本では、歌舞伎、能楽、京都祇園祭の山鉾行事など21件が無形文化遺産に登録されていますが、食に関しては、はじめてのノミネートです。料理が無形文化遺産になった前例としては、フランス料理、地中海料理、メキシコ料理などがあります。
無形文化遺産は、その国や地域の人々が自分たちの文化として「残したい」と強く思い、日本全体で日本食文化の良さを再認識し、未来に守り伝えていくようになることが大事です。我が国には、多様で豊富な旬の食材や食品、栄養バランスの取れた食事構成、自然の美しさの表現力、食事と年中行事・人生儀礼との密接な結びつきなどといった特徴を持つ素晴らしい食文化があります。登録になれば今まで以上に世界に日本食ブームが広がることでしょう。また、日本食文化をバックアップする「和食検定」なる検定もあるようです。和食検定は、日本の食文化を正しく理解し、正しく伝えるための基礎知識の普及と、和の食文化を継承し発信していくために必要な専門知識と実務知識の理解度を測るための筆記試験で、「正しい理解と継承」「日本古来のおもてなしを中心とした業界人のレベルアップ」「日本文化の魅力を国内外に発信できる人材の育成」を目的としているようです。
無形文化遺産への日本食文化の登録の可否は最速で2013年秋〜冬に決定する予定のようです。食に関わる者としては、動向が気になります。
【和食検定の問題例】 Q.専門料理の説明で適切なものは、次のうちのどれですか。 (1)鰻は江戸時代から食べられるようになった料理である (2)天ぷらは中国から伝来した外来料理である (3)すしの起源は生成れである (4)しゃぶしゃぶの鍋の起源は中国の火鍋子である
回答:(4)
赤味噌は発酵、熟成期間が長いため、メラノイジンがたくさん作られます。メラノイジンとは、タンパク質やアミノ酸が糖と化学反応を起こして作られる褐色の色素成分のことで、発酵の過程で生まれます。食物繊維に似た働きをするため、腸のぜん動運動を活発にし、便秘の改善や基礎代謝を上げてくれるペプチドも、他の味噌より多く含まれているため、基礎代謝をよりアップさせる効果があるので、特に朝食に向いています。赤味噌の味噌汁の具には高野豆腐とメカブが特にオススメで、高野豆腐は豆腐本来の栄養素が凝縮され、豆腐の4倍以上の燃焼系アミノ酸が含まれているのでより基礎代謝アップ効果があります。またメカブは腸を活発にするフコダイン量がわかめの5倍以上はあるそうですよ。
1位: 食費
2位: 車の維持費
3位: 趣味・娯楽
4位: どれか分からない
5位: ファッション
6位: 美容や化粧品
7位: 電話・通信費
8位: 飲み代
9位: 本や雑誌・DVD
10位: 養育費
参考:goo
5/22で東京スカイツリーが1周年を迎えましたね。2012年5月22日の開業より364日目の5月20日には展望台「展望デッキ」の来場者が東京スカイツリーの高さにちなんだ累計634万人目のお客さまをお迎えしたようです。また、“1周年期間記念ライティング”として5月7日(火)〜6月4日(火)の期間、開業から1年間に実施した合計12種類のライティングを日替わりで点灯するそうです。定番の「雅」「粋」の他、桜の時期にライティングされた「咲」「舞」や「七夕」、変わったところでは「オリンピック・パラリンピック招致」「防災の日」という名前のライティングもあるそうですよ。
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