日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2013年8月号
近頃、「婚活」ならぬ「菌活」がブームです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「菌活」について特集してみたいと思います。
「菌活」とは、ヨーグルト、納豆、味噌などの体に良い菌を積極的に毎日食べる食生活です。 美容や健康維持を心がける女性が増え、20歳代〜40歳代の女性に、きのこ、ヨーグルト、納豆など、菌が含まれる食品を摂取する頻度を聞いたところ、「1日1食」との回答が41%で最も多く、「1日2食」(31%)、「1日3食以上」(10%)を合わせると、8割以上が1日のうち少なくとも1食は菌を摂取しているという統計が出ているそうです。また、7割以上の方が普段の生活で菌を含む食品の摂取を「意識している」と答え、特に意識して摂取している食材は、乳酸菌を含む「ヨーグルト」(83%)を筆頭に、納豆菌を含む「納豆」(71%)、麹菌を含む「味噌」(56%)、まるごと菌を食べられる「きのこ」(49%)との事。菌は種類によって効果が異なり、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は花粉症対策に、味噌・塩麹・甘酒などに含まれる麹菌は整腸作用により便秘予防に良いと言われています。納豆菌は動脈硬化予防効果が、菌類(きのこ)は免疫力アップや肌荒れ予防に良いと言われています。
また近頃は、「塩糀」や「塩ヨーグルト」「はちみつ味噌」など、ひと手間かけた発酵食がブームのようです。中でもこの夏注目なのが「水キムチ」。「キムチ」は知っているけれども「水キムチ」って?という方もいらっしゃるかもしれませんが、「水キムチ」とは水に浸かっている辛くないキムチです。水キムチのメインは汁で、汁こそが命のようです。植物性乳酸菌の量が、ぬかみそ漬けが約1600万個、キムチが約1億6000万個のところ、なんと水キムチは約3億個!植物性乳酸菌なので生きたまま腸に届くので、整腸作用・便秘解消・美肌・免疫力アップといいこと尽くめのようです。ちなみに食事で取り込んだ菌は、たいてい3日ほどで体外に出てしまうため、毎日継続して食べることが重要だそうですよ。みなさんもこの夏「菌活」してみませんか?
「ニュースな食ワード」でも少し触れましたが、「ハチミツみそ」という調味料が話題のようです。 作り方は味噌とハチミツを2:1の割合で混ぜるだけ。 味噌のしょっぱさと旨み、ハチミツのまろやかな甘みがバランスよく、コクがあってそのまま酒の肴にしてもおいしいそうです。さらに焼き物や煮物の調味料として味付けしたり、浸けこんで使ったりと用途はいろいろ。 発酵調味料なので保存も比較的利きますし、食材を柔らかくする作用もあります。また、ハチミツは砂糖に比べ低カロリーな上、ビタミンやミネラル類、酵素などを含んだ健康食品です。作り方も簡単なので試してみてはいかがでしょうか?
1位: 説教
2位: 人の悪口
3位: 年収などお金の話
4位: 仕事に関する自慢
5位: 政治・経済
6位: のろけ話
7位: 不幸自慢
8位: 仕事の愚痴
9位: 恋人・家族の愚痴
10位: 芸能人ネタ
参考:goo
夏の風物詩のひとつに盆踊りがありますね。 お祭り気分で何気なく踊っていましたが、元々は仏教行事だったんですね。平安時代、空也上人によって始められた念仏踊りが、精霊を迎える、死者を供養するための行事として定着していったそうです。 昔は旧暦の7月15日に行われていた為、盆踊りはいつも満月だったらしいです。ちなみに暦の上では既に立秋を過ぎてから行われるので、俳句では秋の季語だそうです。
株式会社 日出味噌醸造元 |