日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2014年1月号
世界中でいったいどれ位の食料が廃棄されているか知っていますか? 飢餓で苦しんでいる国もあるというのに、アメリカではなんと40%もの食料が毎日廃棄されているそうです。そんな問題を打破するようなビジネスがアメリカで立ち上がったそうです。 そこで今月の「ニュースな食ワード」はその新ビジネスについて特集してみたいと思います。
そのビジネスとは、アメリカの高級スーパーマーケットの元社長が立ち上げた「デイリー・テーブル」です。 「デイリー・テーブル」とは、販売期限が切れてしまったり、傷がついたという理中で捨てられてしまったりする、食用には問題がない食料品の販売と、それらを使った軽食を提供するレストランも併設している店舗です。販売期限は店舗で販売できるまでの期限なので、期限が切れると店舗に陳列することはできなくなってしまいますが、商品によって差はありますが、消費期限と違い、期限後数日から数週間は食しても問題がないものも少なくありません。そんな商品を低価格ですが、きちんと栄養がある食料品としてもう一度販売するという、地球にも消費者のお財布にも優しいビジネスなのです。この食料廃棄の問題はアメリカだけでなく、日本でも2012年の一年間で食料消費量の約2割を廃棄、このうち売れ残り、期限切れ、食べ残しなど本来食べられたはずの「食品ロス」は約30%〜40%となっています。これはなんと日本人一人当たりに換算すると毎日おにぎり1〜2個を捨ててしまっている計算になるそうです。
日本でも売残り商品、期限切れの食料品をホームレスや低所得者層へ寄付する慈善活動などがありますが、デイリー・テーブルのように、幅広い人たちへのマーケットにすることで、より食料廃棄率への打開策につながるかもしれません。 保存状態や商品によって品質が劣化するまでの日数は異なるため、消費者にきちんと理解してもらう必要があるなど課題はいろいろあるかと思いますが、興味深いビジネスではないでしょうか?
筍や山菜など春の味覚を味わえる季節ですね。
この時期、山椒の若芽で作る一品「筍の木の芽味噌和え」などいかがでしょうか?
山椒には整腸作用、健胃作用、腸内に溜まったガスを排出する作用があるようです。
手が込んで見える一品ですが以外と簡単に作れます。筍を茹でて一口大に切り、薄ダシで煮含め冷まします。木の芽 20 枚程度をすり鉢ですり、白みそ 100g、砂糖
大さじ 3、酒大さじ 2、みりん大さじ 1とよく混ぜ合わせ、筍と和えたら完成です。新緑の季節の味を堪能してみてはいかがでしょうか?
1位: 海鮮丼
2位: カツ丼
3位: うな丼
4位: 天丼・かき揚げ丼
5位: ステーキ丼
6位: 親子丼
7位: マグロ丼・ネギトロ丼
8位: 牛丼
9位: 麻婆豆腐丼・麻婆茄子丼
10位: 豚キムチ丼
参考:goo
今月の「ニュースな食ワード」では「エディブルフラワー」について特集しましたが、実は日常的に目にしているカリフラワーやミョウガも実は花なんだそうです。
よく考えると、食用菊や菜の花のお浸しなど、日本でも花を食べる文化はあったんですね。今回特集した「エディブルフラワー」ですが、自分で育てる場合は、専用の種や花の付いていない苗を購入して無農薬で育てるのがいいそうです。
自分で育てると、育てる楽しさ、見る美しさ、食べる楽しさなど、色々楽しめそうですね。
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