日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2014年2月号
「食べるラー油」や「塩麹」など、ブームに
なった調味料はいろいろありますが、最近話題なのが醤油ベースの調味料のようです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は最近の醤油調味料について特集してみたいと思います。
和食には、なくてはならない調味料の王様の醤油ですが、近頃和食にとどまらず、どんどん進化しているようです。
まずはフルーツと醤油のコラボレーション!うすくち醤油をベースに、フルーツ果汁、玄米黒酢、純米米酢をブレンドした調味料で様々なフルーツの種類があるようです。「ブルー
ベリーしょうゆ」「ラズベリー醤油」などは、なんとなくバルサミコ酢に似たイメージのような
気がしますが、なんと「バナナしょうゆ」「洋ナシしょうゆ」「チェリーしょうゆ」まであるそう
です。和食というよりは、マリネやカルパッチョといったイタリアンに合いそうな調味料
です。
また、野菜&醤油のコラボレーションもあります。野菜をだし醤油と砂糖、青唐辛子、米麹で甘辛く煮詰めたペースト状の調味料で、味は「ピーマン」「ごぼう」「にんじん」などの種類があります。
さらには醤油にも泡状のものが登場したそうです。レストランなどでも、エスプーマと呼ばれる泡を使った料理方法が人気ですが、これはなんと自宅で簡単に泡状の醤油が作れる粉末調味料なんだそうです。醤油と出汁を配合した粉末に水を加えて泡立てて、冷蔵庫で30分冷やすだけで、手間や特別な機械も必要なく出来上がるそうです。
次に紹介するのは「燻製醤油」。醤油を桜チップでじっくりと燻製したものです。
また、味だけでなく健康面を考慮したトクホの醤油も登場しました。減塩醤油は塩分を控えてはいますが血圧を下げる効果はなかったそうですが、トクホの醤油は被験者の血圧を下げる効果が見られたそうです。
和食がユネスコ無形文化遺産へ登録され、醤油を筆頭に、ますます日本の調味料がいろんなジャンルの料理に、そして世界に広がっていきそうですね。
また花粉症の季節がやってきますね。日本人は元々、味噌や納豆、醤油、お酒などといった発酵食品を沢山食べる食の習慣がありましたが、最近は食事も欧米化してしまい、発酵食品の摂取量が減った為、その効能が受けられず、花粉症の人が急速に増えているという説があるそうです。発酵食品は腸に入ると善玉菌が増えるのを助けます。これによって腸内環境が改善され、便秘などもなくなります。そして腸が活性化する事で体の免疫力が上がるのです。体の免疫力が上がれば、アレルギーや花粉症の症状も緩和します。納豆汁なんて最高の発酵食品の組み合わせではないでしょうか?今年の花粉症は納豆汁で乗り切ってみませんか?
1位: だいこん
2位: たまご
3位: ちくわぶ
4位: こんにゃく
5位: 餅入り巾着
6位: はんぺん
7位: 牛すじ串
8位: しらたき
9位: 厚揚げ
10位: じゃがいも
参考:goo
インフルエンザが流行っていますね。インフルエンザも花粉症と同様、体力をつけ、抵抗力を高めることで感染しにくくなります。という事は、納豆汁はインフルエンザ予防にも効果的かもしれませんね。
ウイルスは低温低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂っているので、加湿器などで室内の適度な湿度を保つのが大事。手洗いはもちろんですが、うがいもウイルス除去だけでなく、のどの乾燥を防ぐ役目もあります。皆様気を付けてくださいね。
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