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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

5月号 Vol.155 2014年4月28日 発行
意外に栄養豊富な食べる花 「エディブルフラワー」! Newsな食ワード!

春になり、あちらこちらで、色とりどりの花が見受けられるようになりましたね。
しかし、花は見て楽しむだけでなく、食べて楽しむ文化もあり、“ 食べられる花 ” という意味の「エディブルフラワー」は、ヨーロッパを中心に以前より親しまれています。

しかし、近頃は日本のスーパーなどでも見かけるようになりました。
そこで今月の「ニュースな食ワード」は「エディブルフラワー」について特集してみたいと思います。

「エディブルフラワー」は、ヨーロッパでは料理の彩りや香りづけに利用され、見た目が美しく心が満たされるのはもちろんですが、バランスよく含まれているビタミンやミネラルなど栄養も豊富とあって、野菜や果物と同じ感覚で食べられているそうです。
バラやカーネーションは、食物繊維の価が高く、便秘改善効果が期待できるので特に女性におすすめです。 
バラの食物繊維はバナナの 10 倍もあると言われています。

ホウセンカ、スナップドラゴン(キンギョソウ)やプリムラはビタミン Cが豊富で、ホウセンカはイチゴの 10 倍もあるそうです。またビタミンAの含有量がひときわ高いのはカレンジュラ(キンセンカ)でほうれん草の 3 倍もあるそうです。
貧血の方には鉄分のたっぷり入ったダイアンサスがミネラル補給もできて効果的との事。しかし、どの花でも食べられるというわけではありません。
「エディブルフラワー」は食用のため農薬や薬剤の使用を制限して栽培されている花なので、花屋さんで売られている鑑賞用の花は食べられません。

また、水仙、桔梗、すずらんなどは毒性がある為、食べられない種類の花もあります。「エディブルフラワー」は特に味がおいしいというものではありませんが、ほのかな香りやちょっと苦みのある味が料理のアクセントになったり、見た目を華やかにしてくれます。
前菜やサラダやスープに散らしたり、生春巻きを作る際、ライスペーパーの一番下に敷くと巻いた時に「エディブルフラワー」の色が透けて、いつもの一品が華やかになり、パーティーなどのおもてなし料理にも使えますね。

今年の春は、見る花と共に、食べる花も楽しんでみてはいかがでしょうか?

春の味覚をご堪能! 「ここがミソ」コラム

筍や山菜など春の味覚を味わえる季節ですね。
この時期、山椒の若芽で作る一品「筍の木の芽味噌和え」などいかがでしょうか?
山椒には整腸作用、健胃作用、腸内に溜まったガスを排出する作用があるようです。
手が込んで見える一品ですが以外と簡単に作れます。筍を茹でて一口大に切り、薄ダシで煮含め冷まします。木の芽 20 枚程度をすり鉢ですり、白みそ 100g、砂糖
大さじ 3、酒大さじ 2、みりん大さじ 1とよく混ぜ合わせ、筍と和えたら完成です。新緑の季節の味を堪能してみてはいかがでしょうか?

「100円ショップで買うもの」ランキング 今月の気まぐれランキング

1位: ギフトグッズ(ラッピング用品)
2位: 食器類
3位: 調理器具
4位: ふとんばさみ
5位: 冠婚葬祭グッズ(数珠、祝儀袋など)
6位:インテリアグッズ
7位: 電卓
8位: USB充電ケーブル
9位: 園芸グッズ
10位: カーペットクリーナー

参考:goo


編集後記

今月の「ニュースな食ワード」では「エディブルフラワー」について特集しましたが、実は日常的に目にしているカリフラワーやミョウガも実は花なんだそうです。

よく考えると、食用菊や菜の花のお浸しなど、日本でも花を食べる文化はあったんですね。今回特集した「エディブルフラワー」ですが、自分で育てる場合は、専用の種や花の付いていない苗を購入して無農薬で育てるのがいいそうです。

自分で育てると、育てる楽しさ、見る美しさ、食べる楽しさなど、色々楽しめそうですね。

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