日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2014年6月号
夏の定番メニューとして思い浮かべるものの一つに「そうめん」があります。その夏の風物詩の「そうめん」に今年は異変が起きているようです。そこで「今月のニュースな食ワード」は「今夏のそうめん」について特集してみたいと思います。
ある調査によると、夏場は約33%の人が週1〜2回はそうめんを食べ、週3〜4回食べる人も5%以上いるという結果があるそうです。ただ、こうした登場頻度の高さから「飽きる」「味気ない」「物足りない」といった声も多いのが実情です。こうした背景を受け、今年の「そうめんつゆ」は実にバラエティに富んでいるようです。また、そうめんはつゆにつけて食べるスタイルが主流でしたが、近頃はかけつゆスタイルがブームになった事も、「そうめんつゆ」のバラエティ化を後押ししているようです。
まずは男性や子供に好まれそうな「焼肉味」「カレー味」の「そうめんつゆ」。特に「焼肉味」はこってり感を出すために必要な油分が、冷たくても凝固しないように配合されているそうです。続きましては、野菜を使用した「そうめんつゆ」。かぼちゃの冷製ポタージュ風や、ニンジンの冷製ドレッシング風や、トマトやズッキーニ、パプリカなどが入ったサラダ風のものまであり、こちらは女性に人気が出そうなラインナップです。ヘルシー系としては、クルミを使用した「くるみつゆ」や金ゴマを50%も使った「黒ゴマつゆ」などもあります。更には、そうめんの域を脱した変化球系として、パスタ風に仕上がる「えびトマトクリーム」は、そうめんにかけるだけでトマトクリーム味のパスタのようになるつゆです。細いそうめんとつゆを絡めた時の一体感を考えて、パスタ用のトマトソースよりなめらかに仕上げているそうです。
また近頃ラーメンで人気の高い鶏塩味系ラーメン風に仕上がる「さっぱり鶏だし塩つゆ」もあります。今までそうめんというと定番のつゆの味を基本にしたさっぱり系のイメージがありましたが、今年はがっつり・濃厚・こってり系が主流のようです。
お中元でそうめんを頂く事も多いこれからの時期、色々な味で飽きずに楽しめそうですね。年代・性別で味の好みが別れがちなので、同じ食卓で家族それぞれお好きなつゆでそうめんを味わうのも会話がはずんで楽しそうですね。
緑がきれいで、比較的過ごしやすいこの季節ですが、もうすぐ梅雨がやってきますね。ジメジメする日々が続くと食欲も減退しがちになります。そんな時は、「ニラ味噌」はいかがでしょうか? ニラには胃腸や内臓の調子を調える働きがあり、食欲増進・疲労回復に効果的です。 材料は、ニラ1束 味噌100g 酒大1 みりん大1 さとう大1/2だけ。 作り方は、フライパンにニラ以外の材料を入れて弱火にかけて木べらでゆっくり混ぜ、表面がふつふつしてきたら1センチ幅に切っておいたニラを入れ、全体を混ぜながら煮詰め粘りが出たら出来上がりです。焼いた鶏肉や厚揚げにのせたり、焼きおにぎりにしたり、お味噌汁にしたりといろいろ活用できますね。
1位: ちょっとしたことでいつも「ありがとう」と言ってくれる
2位: 体調の悪い時に、何も言わなくても「大丈夫?」と気遣ってくれる
3位: 元気のない時に、何も言わなくても「どうしたの?」と声をかけてくれる
4位: 自分の好きな食べ物、嫌いな食べ物を覚えていてくれる
5位: 近場デートばかりではなく、遠出デートも企画してくれる
参考:goo
日本人の主食といえば「コメ」ですが、日常茶飯にあるその「コメ」を"デザインの力"で目の前に引き止め、いろんな角度からその本質を見てみようよ!という企画展が、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催されているそうです。そのイベント名は「コメ展」。堅苦しい歴史・文化・統計などではなく、グラフィックデザイナー・佐藤卓氏と文化人類学者・竹村真一氏のディレクションにより、アートに、グラフィカルに仕上がっているようです。6/15迄なので興味のある方はいかがでしょうか。
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