日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2015年5月号
モデルや海外のセレブ等に注目され、日本でも流行した「アサイーボウル」を超えるような勢いで「ピタヤボウル」なるものが人気急上昇なんだそうです。
そこで今月の「ニュースな食ワード」は「ピタヤボウル」について特集してみたいと思います。
「ピタヤ」とは中米原産のサボテン科のサンカクサボテンの果実の総称のことで、別名「ドラゴンフルーツ」とも呼ばれています。日本では「ドラゴンフルーツ」の名前のほうがなじみがありますがアメリカでは「ピタヤ」といわれているそうです。この果肉をピューレ状にして、グラノーラやフルーツを加えたものが「ピタヤボウル」。アサイーボウルに比べて酸味が少なく、甘みが多いのが特徴です。ピタヤには、ホワイトピタヤ、レッドピタヤ、ピンクピタヤ、イエローピタヤなど数種ありますが、ピタやボウルで使用するのは果皮と果肉が赤い「レッドピタヤ」です。着色料を使用しているのかと見間違うほどの鮮やかなピンク色。この赤い果肉の色は、アサイーには含まれていないポリフェノールの一種「ベタシアニン」という色素によるもので、強い抗酸化作用があり、がんを抑制するともいわれています。また、「ピタヤ」は各種ビタミンをはじめ、マグネシウムやカリウムなどのミネラルや、鉄、葉酸、カルシウム等、実に豊富な栄養素を含み、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、貧血などの予防や美肌に効果があると言われています。また食物繊維は、なんとバナナの65倍含まれているので、便秘の予防にもよさそうです。まさに健康・美容・ダイエットに効果的なスーパーフルーツですね。
日本でも既に「ピタヤボウル」を味わえるカフェもあるようですし、レッドピタヤは沖縄でも栽培されているようなので興味のある方は取り寄せてみて、オリジナルの「ピタやボウル」を作ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに「ドラゴンフルーツ」という名前は果皮が竜のウロコのように見えるのが由来だそうですよ。
春は季節の変わり目で体調や肌の調子を崩しがちだったり、新しい環境でストレスを抱える事も多いのではないでしょうか?そんな季節に春の味覚満載の「筍の木の芽味噌焼」はいかがでしょうか?筍には食物繊維が多く、腸の調子を整えて肌の状態を良くする働きがあります。また、チロシンというアミノ酸を含み、味噌に含まれるレシチンと共に脳神経の働きを助けてくれます。
4〜5月に旬を迎える山椒の葉には胃腸の働きを高める効果と、冷えを改善する優れた効果があるとされていて、漢方薬としても扱われています。「筍の木の芽味噌焼」で春のパワーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
1位:英会話
2位:ピアノ
3位:書道
4位:バレエ・ダンス
5位:パソコン
6位:スイミング
7位:武道
8位:そろばん
9位:格闘技関連(ボクシング・空手等)
10位:野球
参考:goo
今回は「手前味噌コラム」で紹介した「筍の木の芽味噌焼」のレシピを紹介したいと思います。筍を、縦半分に割って米糠で1時間ほど下茹でします。よく洗って糠を落し、使う上部のみを櫛型に切ります。次に味噌50gに砂糖大さじ1とみりん大さじ1を合わせ、山椒の木の芽約20枚を刻んで加えます。オーブントースターの天板にクッキングシートを敷き、筍を並べ、木の芽味噌を上にのせて味噌がこんがりするまで焼くだけです。筍のあく抜きがちょっと面倒ですが、生の筍が出回るこの時期ならではの味覚!試してみてはいかがでしょうか?
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