日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2015年6月号
塩麹や塩レモンなど、新たな調味料が次々と話題になる中、また新たに「マッサ」という調味料が話題を集めているそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は話題の「マッサ」について特集してみたいと思います。
「マッサ」はポルトガルで使われている伝統的な調味料です。見た目はチリソースのような真っ赤なので、すごく辛そうなイメージなのですが、「マッサ」の原材料は赤パプリカと塩なので全然辛くなく、むしろ甘みを感じる調味料です。マッサの魅力は和洋中どんな料理にも合うことで、肉・野菜・魚どの食材とも相性がよく、現地のポルトガルでは、日本の醤油や味噌の感覚で味付けのメインとしてだけでなく、下味から隠し味にまで使われている万能調味料です。
パプリカは、細胞の老化を防いでくれるビタミンA・C・Eを豊富に含み、しかもパプリカのビタミンは、加熱に強く、栄養価が壊れにくいので、炒めものや煮物にも使えます。
「マッサ」の作り方も材料もとってもシンプルです。材料は赤パプリカと粗塩のみ(赤パプリカ1個に対して粗塩大さじ2が目安です)。作り方は赤パプリカを縦に4〜6等分に切りヘタと種を取ります。水で洗い水気をしっかり切ってボウルに入れたら粗塩をまぶします。平らにならしてラップをして、お皿などの重石をのせ、
冷蔵庫で2日〜1週間寝かせます。寝かせたら、水分が出てくるので、水で洗い
キッチンペーパーなどで水気を取り、フードプロセッサーにかけたら完成です。
塩漬けをし、寝かせることで熟成し、発酵食品ならではの旨味が増し、味噌漬けなどにも通じる味わいになるそうです。栄養豊富で生活習慣病や若さと健康・美容にも効果的と言われている「マッサ」、試してみてはいかがでしょうか。
1位:ケータイの待ち受けが猫
2位:野良猫を見かけたら嬉しくてずっと見つめてしまう
3位:見ず知らずの野良猫が近寄ってくるととてもうれしい
4位:SNSで投稿する写真は猫ばかり
5位:ケータイの写真フォルダは猫ばかり
参考:goo
6月は英語でjuneと言いますが、英語名であるjuneはローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られたそうです。ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(6月の花嫁)と呼び、6月に結婚をすると幸せになれるといわれる由来になったそうです。ちなみに日本にまだ「ジューン・ブライド」が知られていなかった頃、日本の6月は梅雨の最中で結婚式場は閑古鳥状態だったのでブライダル業界がヨーロッパの「ジューン・ブライド」を宣伝し、定着していったそうです。
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