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日出味噌醸造元TOP ＞ 日本の食卓向上通信バックナンバー ＞ 2015年8月号
- 8月号 Vol.170 2015年7月28日 発行
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イタリアで人気の「ゼンパスタ」とは！
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"ゼンパスタ"ってご存知ですか？今イタリアで流行している食材なんだそうです。
そこで今月の「ニュースな食ワード」は"ゼンパスタ"について特集してみたいと思います。実は"ゼンパスタ"は私たち日本人にとっても身近な食材なんです。その正体はなんと「しらたき」。"ゼンパスタ"とは"乾燥しらたき"の事なんです。イタリアの大手スーパーの日本食材売り上げランキングで、しょうゆに次いで2位に入っていたり、雑誌で特集される程の人気ぶりです。しらたきの原料は、ダイエット定番食品のこんにゃく。100グラム中に含まれるカロリーは6キロと非常に低カロリーで、パスタと比べるとなんと、25分の1。食物繊維も豊富でお通じにもよく、腹持ちもよいので、健康や美容にもってこいです。しかも、食感がパスタに似ているのでパスタの代用品として最適なのでイタリア人に好評なのも納得です。使い方はパスタ同様、鍋にお湯を沸かし、塩を加え、そこにゼンパスタ（乾燥しらたき）を加え、10分位茹でます。パスタ同様アルデンテに茹でるのがポイントのようです。味が無いので、あわせるソースもオイル系からクリーム系までいろいろアレンジしやすいのも人気の要因のようです。しかも乾燥しらたきなら、日持ちも良く、常備しておけばいつでも使えるというのも魅力的です。
日本食とイタリア食は似ているところがたくさんあります。日本のお刺身はイタリアではカルパッチョ。イタリアのフリットは、日本では天ぷら。またイタリアではリゾットなど、お米もよく食べます。海に面し海の幸に恵まれた食習慣も似ています。またイタリアは「健康な国ランキング」で2位。平均寿命も日本に次ぐ世界２位の健康・長寿大国なので、ヘルシーな"ゼンパスタ"が受け入れられたのも当然の事なのかもしれません。ちなみに"ゼンパスタ"の"ゼン"は"禅"からきているらしいですよ。 -
今夏は「みょうが味噌」！
- 梅雨があけて本格的な暑さがやってきますね。今年の夏は「みょうが味噌」はいかがでしょうか？みょうがは、生姜の仲間で、他の栄養素の吸収を助ける効果、抗菌作用、免疫力を高めたり、内臓の働きを整える効果もある為、夏バテ防止に効果的です。また味噌には良質のたんぱく質、脂質、ビタミンB2などのビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、暑さで胃腸が弱っている時にも消化能力を促進する効果があります。「みょうが味噌」の作り方は、みじん切りにしたみょうがに味噌を加え、みりんを少しづつ加えて伸ばしながら混ぜ合わせるだけ。お好みで大葉や長ねぎのみじん切りを入れてもOKです。ちなみにみょうがの香りはアルファピネンという精油の一種によるもので、この香りは集中力を高めてくれると言われています。「みょうがは物忘れをひどくする」と昔聞いた事がありましたが、本当は逆なんですね。
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実家に帰ったときに出てきたら嬉しい食物ランキング
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1位：寿司
2位：すきやき
3位：からあげ
4位：カレーライス
5位：炊き込みご飯
6位：豚汁
7位：お味噌汁
8位：天ぷら
9位：ちらし寿司
10位：茶碗蒸し
参考：goo
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編集後記
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夏の風物詩といえば「スイカ」ですね。昨日の7月27日は「スイカの日」なんだそうです。
スイカは熱中症予防をはじめ夏の元気を強力にバックアップしてくれる食べ物です。熱中症を防ぐためには水分補給することが第一ですが、スイカは水分が90％以上と非常に豊富。さらに糖分やカリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルも含まれているので、微量の食塩を加えるとスポーツドリンクと同じような効果が期待できるとのこと。夏にスイカは、栄養学的にも理にかなっているそうですよ。
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