日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2015年9月号
食物繊維やミネラル、女性に欠かせない大豆イソフラボンも摂れるスーパーフードとしてお馴染みの大豆。近頃、この大豆を使った粉製品が話題のようです。
そこで今月の「ニュースな食ワード」は大豆を使った粉製品について特集してみたいと思います。
大豆の粉と聞いて真っ先に思いつくのは「きな粉」だと思いますが、近頃新たに話題となっているのが「大豆粉」「粉豆腐」「おから粉」です。「大豆粉」は生の大豆を粉にしたもので、本来生のままで食べることができませんが、特殊な製法で食べられるように作られた粉です。「粉豆腐」とは豆腐を乾燥させて作った高野豆腐を粉にしたもの。「おから粉」は豆乳を絞った後の「おから」を乾燥させて粉にしたもの。ではそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?腸内環境をきれいにするなら「おから粉」がオススメです!大豆の食物繊維がほぼ残っている「おから」から、さらに水分を蒸発させて作っているので食物繊維が豊富。「粉豆腐」の約26倍、「粉大豆」の約3倍の食物繊維を含んでいます。「月経前症候群」に悩んでいるなら「大豆粉」がオススメです!「大豆粉」は、大豆をそのまま粉にしているため、大豆イソフラボンの含有量が高く、エストロゲンが減少して起こる様々な症状の緩和をサポートしてくれるので、生理前2週間に積極的に摂ると効果的との事。また、乾燥肌対策なら「粉豆腐」がオススメです!高野豆腐は、豆腐を乾燥させて作られるためミネラルが凝縮されています。またお肌の新しい細胞を作る際に欠かせないカルシウムは、「大豆粉」の約4倍含まれているのでターンオーバーを整えるだけでなく、角質細胞同士の接着をより強くして皮膚のバリア機能を高めるそうです。
いずれも小麦粉の代わりに気軽に料理やお菓子に使用できます。これらの大豆の粉製品は小麦粉に比べると、糖質がずっと少なく、タンパク質、食物繊維やカルシウムが豊富。大豆イソフラボンも含み、栄養価が高くヘルシー。肉や魚に匹敵するタンパク質を含んでいながら、コレステロールはゼロです。摂取カロリーを減らしても、肉や魚、大豆などに多く含まれるビタミンB1が足りていないと、糖質をうまく代謝できませんが大豆製品を使えば、糖質の摂取を減らしながらもビタミンB1が豊富なので、ダイエット効果がアップします。昔から味噌や醤油、納豆など大豆に親しんできた日本人にとって大豆を使った粉製品ブームは必然的なのかもしれませんね。
1位:北極圏のオーロラ観測地帯
2位:好きな人の家
3位:豪華なヨーロッパの古城
4位:南太平洋のビーチ
5位:地球以外の惑星
6位:夜景のきれいな海外の都市
7位:実家
8位:家の玄関
9位:国内離島のビーチ
10位:涼しい北海道の大草原
参考:goo
9月1日は「防災の日」ですね。大正12年の9月1日正午頃、震度7の大地震が関東地方を襲い、多くの尊い人命を失いました。防災の日は、これを教訓として、台風・豪雨・洪水・地震・津波などの災害についての認識を深めるとともに、災害に対する備えの充実強化、災害の未然防止と被害軽減の目的で昭和35年に閣議決定しました。また9月1日の頃は日本に多くの台風が来襲するとも言われています。これを機に防災グッズの用意はもちろんですが、家具の転倒防止、避難場所の確認、家族との連絡方法など話し合ってみてはいかがでしょうか。
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