日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2015年12月号
以前の「ニュースな食ワード」でも紹介した「コールドプレスジュース」や「酵素ジュース」など、新鮮な野菜や果物を使用したジュースを食事の代わりに置き換え、デトックス効果やダイエット効果を期待する「ジュースクレンズ」が流行っていますが、この冬は「スープクレンズ」に話題が集中しそうです。
そこで今月のニュースな食ワードは「スープクレンズ」について特集してみたいと思います。
「クレンズ」とは「キレイにする」という意味で、「スープクレンズ」とは「コールドプレスジュース」や「酵素ジュース」の代わりに消化に時間のかかる砂糖や炭水化物をできるだけ使用しないで作った温かいスープを2日間取る事で腸を休ませデトックスを行う方法です。たっぷりの野菜を食べることで食物繊維をたくさん摂取でき、腸内環境が改善され便秘も解消されます。また血液循環も良くなるので代謝もアップします。身体の中からキレイになるので免疫力が上がり病気になりにくい身体にもなるとの事。寒い時期に冷たいジュースは冷えやむくみの原因にもなりかねないので、これからの季節には温かいスープがもってこいです。スープだと主に材料が野菜になるので、果物を使うジュースに比べて血糖値を抑えられ、また食物繊維が豊富に含まれているので空腹感も抑えられるので、ダイエット効果も期待できます。「スープクレンズ」のスープの作り方は、野菜を適当な大きさに切り、鍋に入れ、塩とヒタヒタの水を入れ火にかけ、冷めたらミキサーにかけます。お好みでお好きなブロス(出汁)や牛乳などでのばしたら完成です。デトックス作用のあるスパイスをブレンドしてもOKです。
カロテンが豊富で、冷え性、便秘、貧血、美肌効果のある「ニンジン」や、繊維質豊富、女性ホルモンの分泌を活性化させ美肌効果のある「セロリ」、ビタミンAやビタミンCを中心にバランス良く栄養が含まれている「かぼちゃ」、カロチン、ビタミン、食物繊維が豊富で風邪予防や貧血予防に効果的な「リーキ」など、この冬は体調に合わせて色々なスープで「スープクレンズ」を試してみてはいかがでしょうか?
1位:「粒あん」 約244kcal
2位:「フランスパン」 約279kcal
3位:「カシューナッツ」 約576kcal
4位:「クロワッサン」 約448kcal
5位:「落花生」 約562kcal
6位:「アーモンド」 約615kcal
7位:「ピーナッツバター」 約640kcal
8位:「はるさめ」 約345kcal
9位:「干し芋」 約300kcal
10位:「たまご(卵黄)」 約387kcal
参考:goo 100gあたりのカロリーです
だいぶ日が短くなってきましたね。今年の冬至は12月22日です。冬至と言えば、かぼちゃですね。昔の日本では冬至のころになると食べられる野菜もほとんどなくなっていました。そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養豊富で保存性もあるかぼちゃを大切に食べていたようです。また、かぼちゃを切ると、中は黄色く太陽のように冬を越す力があると信じられていたから、という説もあるそうですよ。
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