日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2016年6月号
食べるラー油から始まり、塩麹、塩レモン、マッサなど、さまざまな調味料がトレンドになっていますが、最近新たに注目したいのが『トマトみそ』です。そこで今月の「ニュースな食ワード」は『トマトみそ』について特集してみたいと思います。
『トマトみそ』とはトマトと味噌を組み合わせて作る調味料のこと。家庭で作る以外にもメーカーから商品が出ていたり、飲食店でも『トマトみそ』メニューを取り入れているところが多数あるそうです。家庭で作る『トマトみそ』の作り方はとても簡単!トマトケチャップと味噌を1:1の割合でまぜるだけで出来上がりです。ご家庭にある味噌の種類やお好みで割合は変更可能。作った作った後は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存できます。トマトケチャップは、味噌や醤油に比べて塩分が少ない調味料なので減塩にもなりますし、トマトは「うまみ成分」である「グルタミン酸」「アスパラギン酸」の宝庫なので、塩分が控えめでも物足りなさを感じさせず、「うま味アップ」+「減塩」のダブル効果が期待できます。使い方は、普通のお味噌の様に野菜スティックなどに付けたり、『トマトみそ』にヨーグルトを加えディップソースにしたり、肉や野菜と一緒に炒めたり、パスタソースやホイル焼きに活用したりと、幅広く活用できます。『トマトみそ』で作るサバの味噌煮もおすすめだそうです。『トマトみそ』に含まれるグルタミン酸と、サバに含まれるイノシン酸の相乗効果でうまみがUPするそうです。作り方はサバの味噌煮を作る時と変わらず、お砂糖やお酒、ショウガと一緒に煮立て、最後お味噌を溶かし入れます。『トマトみそ』を使うことで、ケチャップの甘さが加わるので、お砂糖の量を半量位にするといいようです。今までもいろいろな調味料が流行りましたがほとんどのご家庭にある調味料だけでできて、包丁もお鍋もいらない究極に簡単・お手軽調味料です。特に塩分を気にされている方は試してみてはいかがでしょうか。
1位:バニラエッセンス
2位:レモン汁
3位:焼き肉のタレ
4位:わさび
5位:練乳
6位:ラー油
7位:粉チーズ
8位:めんつゆ
9位:豆板醤
10位:オイスターソース
参考:goo
「あじさい」のきれいな時期がやってきますね。あじさいの色は土の成分で変化しますが、成長する過程でも変化します。咲き始めは薄緑色、やがて白色になり、徐々に青紫や赤紫に色づいてきます。このように色が変化するところから、花言葉は「移り気」「浮気」などと言われています。一方で小さい花がよりそって一つの美しい花を作り上げているところから「友情」「家族団欒」「団結」などといった花言葉もあるそうです。うっとうしい梅雨も、あじさいを見ると、雨がいとおしく思えるのが不思議ですね。
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