日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2016年8月号
チアシード、アサイーなど様々なスパーフードがありますが、スーパーフードの先進国であるアメリカでじわじわ人気を高めているスーパーフードが「コーヒーフラワー」なんだそうです。
そこで今月の「ニュースな食ワード」は「コーヒーフラワー」について特集してみたいと思います。
「コーヒーフラワー」とは、コーヒーを生産する過程で出てくる副産物「コーヒーチェリー」を原料としてつくられる食材です。コーヒーはもともとはコーヒーチェリーと呼ばれる赤い果実が原料で、このコーヒーチェリーから取り出した種子を加工すると、コーヒー豆になります。これまで種子を取り出したあとのコーヒーチェリーは使い道がないと考えられ、川などに廃棄されており、環境汚染にもつながる社会問題になっていました。しかし近年、コーヒーチェリーには豊富な栄養が含まれると判明され、そのコーヒーチェリーを乾燥・粉末にしたものが「コーヒーフラワー」です。効能は様々あり、「コーヒーフラワー」の50%以上は繊維質ですので便秘の解消や老廃物の除去効果や、鉄分はほうれん草の3倍もあるので貧血予防、更にザクロに比べると38%も豊富な抗酸化成分を含むので老化を防ぐアンチエイジング効果など様々です。他にもバナナの2倍のカリウムやケールよりも豊富なタンパク質を含んでいたりと、まさにスーパーフードです。味はコーヒー味かと思いきや、花やかんきつ類、ローストしたフルーツのような香りがするので、色々なものと相性がよく、小麦粉代わりにパスタやピザ、マフィンやワッフル、クッキーなどの様々な料理に活用できます。ちなみにフラワーとは「flower(花)」ではなく「flour(小麦粉)」との事。ただし小麦粉ではないのでグルテンフリーです。また健康面に優れているだけではありません。今までコーヒーチェリーは河川などに廃棄され環境問題を引き起こしていましたが、商品に使用することで水質汚染の解消や、途上国のコーヒー農園で働く人々の生活向上など社会貢献にもなります。まだ日本ではなじみが薄いですが、近い将来日本でもブームになるかもしれませんね。
1位:大葉
2位:ミョウガ
3位:にんにく
4位:生姜
5位:パクチー
6位:玉ねぎ
7位:長ねぎ
8位:バジル
9位:ニラ
10位:セロリ
11位:小ねぎ
12位:赤しそ
13位:ルッコラ
14位:三つ葉
15位:クレソン
参考:goo
最近また『打ち水』が見直されているそうですね。各イベントでの実証では概ね2℃程度気温が下がるようです。打ち水に効果的な時間は朝日が昇って気温が上がってくるまでの間と、夕方日が沈んで暗くなる前だそうです。場所は日陰や花壇や植樹に撒くのが効果的です。打ち水は水が蒸発する時に熱を奪う気化熱をりようしたものですが、日陰に水を撒いておく事で、ゆっくりと蒸発する効果と、日向との温度差により、そよ風を起こす効果が期待できます。一軒家じゃないからと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、大きな窓のあるベランダからも熱気が入ってくるので、夕方ベランダへ打ち水をして温度を下げておけば寝苦しい夜に効果的だそうですよ。
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