日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2017年8月号
食のシーンは大きく分けると「外食」「中食」「内食」とありますが、アメリカで「外食」と「内食」を併せた様な新サービス「ミール・キット」が急成長し、日本でも同様のサービスが始まっているそうです。
そこで今月の「ニュースな食ワード」はその「ミール・キット」について特集してみたいと思います。
「ミール・キット」とは、調理前の食材一式がセットになって、自宅まで配送してくれる食材配達サービスです。ただ、従来の食材配達と異なるのは「高級レストランで食べるような凝った料理が自宅で作れる」事です。ディナー1食分の食材、調味料、レシピが届くので、すぐに調理に取り掛かる事ができます。通常料理をする場合、「メニューを考える」「買い出し」「調理」の3工程があります。まして凝った料理を作ろうと思ったら、食材や調味料が一か所では揃わず、買い出しだけでも以外と時間がかかりますが、「ミール・キット」なら調理以外の2つの工程を省く事ができます。注文した食材は基本的にカットや味付けされずに届くので、保存料や添加物も入っていないし、鮮度や品質も確認できます。使い切りの量が届くので食材を余らせてしまう事もありません。米国では急速に業績を伸ばし、「ミール・キット」を取り扱う企業は150社以上もあるそうです。
日本で「ミール・キット」を扱う「Tasty Table」の週替わりメニューの一例は「豚ヒレ肉のカダイフ包み焼きアンチョビクリーム ウスターソース&レーズン入り人参ラペ」や「豚ロースのハーブマリネ〜和風シャリアピンソース〜&カラフルトマトのハニーピクルス」などレストランさながらのメニューです。価格は一人当たり約1500円前後と安くはありませんが、外食することを考えればリーズナブルな価格設定ですし、調理は自分でするので、料理上手と株が上がるのは間違いありません。またSNSが流行し、食べ物にも「フォトジェニック」が求められている時代「ミール・キット」はまさにうってつけのサービスです。サービス内容や価格は企業によって違うようなので、興味のある方は検索して自分に合う「ミール・キット」を探してみて下さいね。
1位:モロヘイヤ
2位:トマト
3位:ゴーヤ
4位:ゴーヤチャンプル
5位:オクラ
6位:餃子
7位:なす
8位:ピーマン
9位:ズッキーニ
10位:うなぎ
11位:とうもろこし
12位:枝豆
13位:ハンバーグ
14位:じゃがいも
15位:きゅうり
COOKPAD参照 2017年07月23日付
熱中症が心配な季節ですね。自覚症状で熱中症に気付ける人はまずいないと言われ、自ら「おかしい」と感じた時には既に発症し意識がもうろうとしているケースが多いようです。また高齢者は暑さそのものを感じづらく、汗もかきづらい体質なので暑さへの自覚症状がないまま熱中症を発症してしまうケースが多く、同居家族の注意も必要だそうです。もし熱中症で意識がもうろうとしている人がいたら迷わず119番通報です。救急車が到着する迄の応急処置は、涼しい場所に移動させ、衣服を緩め、「首の前の部分」「脇の下」「足の付け根」の3ヶ所を冷やす。水(スポーツドリンク)を適度に飲ませる。ただし冷たいものを一気に飲ませ過ぎると胃痙攣を起こす可能性もあるので要注意です。熱中症には「水分」「塩分」「適度な休憩」が必要です。
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