日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2019年3月号
とろ〜り溶けたチーズがSNS映えすることから、食べても美味しく、撮っても楽しいチーズ料理が大人気となってます。飲食店情報サイト「ぐるなび」での調べでは、チーズの検索頻度がここ2年で3.8倍となっているそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は昨今話題のチーズ料理を特集してみたいと思います。
まずは昨年大流行した「チーズダッカルビ」に続いてブームになりそうなのが、韓国で大流行中のチーズ料理「パネチキン」です。「パネ」は韓国語で「バゲット」の意味。くり抜いたバゲットの器にたっぷり入ったとろけるモッツァレラチーズを、フライドチキンやパンにからめながら食べる料理です。チキンにはトマト風味のクリームソースが添えられているのが一般的。高カロリーそうなメニューですが、そのインパクトとチーズがとろ〜りのびるフォトジェニックなビジュアルはSNSでも話題になっているそうです。続いては「チーズドッグ」です。こちらも韓国で大人気商品でアメリカンドッグの韓国版です。一般的なアメリカンドッグというのは、ソーセージを串に刺し、ころもをつけて揚げたものですが、「チーズドッグ」は、モッツァレラチーズを串に刺し、衣をつけて油で揚げ、さらに砂糖やケチャップやチーズマスタード、スイートチリ、チェダーチーズなどのソースをお好みでかけていただく一品です。外側はサクサク、カリカリ、そしてころもの下の生地はもっちりしています。こちらも食べる時にチーズがビヨーンと伸びる様子がインスタ映えすることでも注目されています。
続いてはフランスオーベルニュ地方の郷土チーズ料理「アリゴ」。マッシュしたじゃがいもにチーズやニンニク・塩胡椒・牛乳などを混ぜると面白いほどよく伸びる「アリゴ」が完成します。フランスでは肉料理などの付け合せとして供され、現地のレストランではおかわり自由というところも少なくないそうです。本場のフランスでは「トム・フレッシュ」と呼ばれる若いチーズで練って作られる「アリゴ」ですが、モッツァレラチーズやとろけるチーズでも代用できるようなので、自宅でも簡単に作れそうです。
チーズは、タンパク質とカルシウムを多く含むため栄養価の面でも注目され、健康志向の方にも好まれるようになったこともあって、国内のチーズ消費量は年々増加傾向にあるようです。まだまだチーズブームは続きそうですね。
1位:ワサビ
2位:ピーマン
3位:カキ
4位:レバー
5位:ナス
6位:納豆
7位:ゴーヤ
8位:セロリ
9位:ミョウガ
10位:ウニ
11位:春菊
12位:イカの塩辛
13位:ガリ
14位:ネギ
15位:シイタケ
16位:ギンナン
17位:トマト
18位:キムチ
19位:大葉
20位:刺身
gooランキング参照
来月の9日(土)・10日(日)に代々木公園ケヤキ並木、NHKホール前広場のあたりで「ふるさとの食 にっぽんの食」全国フェスティバルが開催されるようです。日本各地のふるさとの食を味わいながら、各地の農水産物や食材を知り、地産地消や食育の大切さを学ぶことができるイベントで、北海道から九州まで、こだわりの新鮮な素材を使った郷土料理や名物料理が味わえるフードコートがあったり、料理研究家の土井義晴さん や きじまりゅうたさんによる被災地の食材を使用したオリジナル料理を(チャリティー協力金@200円数量限定)でふるまっていただけるようですよ。ちなみに開催時間は10:00〜16:00です。
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