日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2019年6月号
ニューヨークやパリを筆頭に今、世界で注目されている料理が「中東料理」です。日本ではまだ馴染みがない方も多いかもしれません。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「中東料理」について特集してみたいと思います。
日本では「チーズタッカルビ」や「チーズホットドッグ」など「韓国料理」ブームが続いておりましたが、じわじわと日本でも「中東料理」が注目されています。「中東料理」の大きな特徴は野菜や豆類をふんだんに使うことです。栄養価が高い一方でカロリーが低めの魅力的なメニューが豊富で、ヘルシーな事から海外の有名セレブやモデルが好んで食べていることがきっかけで瞬く間に人気に火がついたようです。「中東料理」に特に欠かせない食材が「ひよこ豆」です。ひよこ豆はその名の通り、ひよこの頭に似た形の豆で、最近では輸入量が増加しています。主に中央アジアや中東、アフリカで栽培されており、インド料理やトルコ料理、イスラエル料理では多くの料理にひよこ豆が使われており、古代エジプト時代には既に人々の貴重な栄養源として盛んに栽培されてきたそうです。タンパク質や食物繊維を多く含み、鉄分やカルシウム、銅、マンガンなど骨の健康に必要なミネラルも豊富なスーパーフードな食材です。ひよこ豆を茹でてそれをペースト状にし、ゴマペースト、オリーブオイル、レモン、ニンニク、クミンなどのスパイスを加えた「フムス」や、ひよこ豆やそら豆を水で戻してすり潰し、パセリやコリアンダーを加えて揚げたコロッケのような「ファラフェル」は中東料理の代表料理です。また、中東のエジプトで大人気の料理が「コシャリ」。マカロニやスパゲッティなどのパスタにひよこ豆やレンズ豆やニンニクを合わせ、トマトソースやシャッタと呼ばれるピリ辛のソースをかけたもので、エジプトの国民食と言っても過言ではない料理だそうです。中東料理は動物性の材料が入っていない料理も多いので、ベジタリアンやビーガンに積極的に取り入れられているそうです。日本でも今後ラグビーW杯、東京五輪という世界的なイベントを控え、訪日客が増えるので、イスラム教徒の戒律に対応したハラルフードとしても注目されそうとの事です。
ちなみにアーモンドミルクやザクロの実など、最近話題のスーパーフードも実は中東を起源とした食材らしいですよ。
1位:LINE(平成24年)
2位:たまごっち(平成9年)
3位:iphone(平成20年)
4位:ポケットモンスター赤・緑(平成8年)
5位:カラオケボックス(平成4年)
6位:スーパーファミコン(平成2年)
7位:YouTuber(平成29年)
8位:ニンテンドーDS(平成17〜18年)
9位:新世紀エヴァンゲリオン(平成7年)
10位:ゲームボーイ(平成元年)
gooランキング参照
もうすぐ梅の実が出回る季節ですね。梅雨の語源は諸説あるようですが、その一つに「梅雨は梅の季節」という説もあるそうです。梅の実は雨によって水分を与えられ、そして晴れて日光を浴びてという天候の変化を繰り返してどんどん成長するそうです。
梅は「花よし・香りよし・果実よし」と称され、日本では慶事のシンボルである「松竹梅」の1つにも数えられ、非常におめでたい花木とされています。また古代から薬用として用いられてきた梅の実は「クエン酸」が豊富な為、疲れた時に良い効果があるといわれています。じめじめした季節や暑い季節にはお味噌汁に梅干しを入れてみてはいかがでしょうか。さっぱりして美味しい上に、疲労回復効果も期待できますよ。
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