日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2019年11月号
季節的に温かい鍋料理が食卓に出始める季節ですね。今年はどんな鍋が話題になるのでしょうか?
そこで今月の「ニュースな食ワード」は今年流行りそうな鍋について特集してみたいと思います。
今年話題になりそうと言われている鍋が「悪魔鍋」と「生スパイス鍋」です。
健康志向が続いている一方で、SNSで話題になっている「悪魔メシ」。「悪魔メシ」とは、食パンにチーズと砂糖をたっぷりのせてトーストした「悪魔トースト」や、おにぎりの具材に天かすを使った「悪魔おにぎり」など快楽と背徳感を同時に楽しめるメニューのこと。最近はコンビニなどでも「悪魔メシ」をテーマにした商品が発売され人気を集めています。その「悪魔メシ」がとうとう鍋にも波及し「悪魔鍋」が話題になっています。「悪魔鍋」は「唐揚げ」や「牛ステーキ」「ジャークチキン」「厚切りベーコン」「極太ソーセージ」などのボリュームのある具材を使い、更にたっぷりのチーズや、とろけるバターなどを大量に使った高カロリーで「悪魔のような」鍋です。飲食店でも今年は続々「悪魔鍋」メニューが登場するようで、アンケートでも「悪魔鍋」に「興味がある」と回答した人は70%にも達したそうで、関心度が高いことが分かっています。
一方「生スパイス鍋」とは生唐辛子や生胡椒、生七味や生ガーリックといったフレッシュなスパイスを具材として使用した鍋です。昨今スパイスブームですが、今年は辛いだけではなくスパイスそのものの香りや味、食感を楽しむ傾向が強いようです。アンケートでもスパイス料理の魅力については、1位が「香り」(71.9%)で、「辛み」(64.1%)を上回っています。また香りだけでなく、男性は「食欲を刺激する効果」を、女性は「新陳代謝を活発にする効果」「美肌・美容効果」を期待している人も多いようです。専門家によると鍋のトレンドは、2006年頃はカレーやコラーゲンを使った「バリエーション期」、2012年頃は1人で楽しむ「個食ブーム期」、2014年頃はキャラクターをモチーフにデコレーションする「アレンジ期」、2015年頃からは、SNS映えするようなオシャレな「フォトジェニック期」へと変化しましたが、写真映えするグルメが当たり前になった現在は、「見た目」だけでなく「味」もインパクトのある「インパクト期」に突入しているそうですよ。
今月の「ニュースな食ワード」で「悪魔鍋」と「生スパイス鍋」を特集いたしましたが、「発酵鍋」も注目されているようです。発酵鍋とは、みそや甘酒、キムチ、チーズ、ヨーグルトなど、さまざまな発酵食品を具材やつけだれに使った鍋のことです。滋養豊富で、健康や美容に役立つ発酵食品は国内外で注目されています。乳酸菌などを含んだ発酵食品を日々の食生活に取り入れる"菌活"もブームです。発酵食品は腸内環境を整えたり、代謝アップが期待できるので風邪対策や免疫力アップに効果がありそうです。味噌ベース鍋に納豆やキムチ、チーズなどをトッピングしたら最強ですね。
1位:キリマ・ンジャロ
2位:カ・メハメハ
3位:ヘリコ・プター
4位:五里霧・中
5位:張本・人
6位:三・半規管
7位:コ・エンザイム
8位:登・竜門
9位:ニュー・ジーランド
10位:コレ・ステロール
11位:ア・カペラ
12位:プエルト・リコ
13位:ドン・キホーテ
14位:トリ・コロール
15位:クアラ・ルンプール
gooランキング参照
リンゴ、ぶどう、栗、キノコ、サンマなど様々な秋の味覚が出回り「実りの秋」ですね。その味覚の一つ、柿には驚くべき栄養素が含まれているそうです。まずビタミンは、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンB1、B2と、総合ビタミン剤のように数多く含まれています。そしてビタミンCはミカンなど柑橘類の約2倍、ポリフェノールは赤ワインの50倍、抗酸化パワーにいたっては緑茶の500倍含まれていると言われています。また柿の渋みの元になっている成分であるタンニンにはアルコール成分を分解する力が、カリウムには利尿作用があるので二日酔いの回復効果もあるようですよ。スーパーフードですね。
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