日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2020年10月号
シナモンロールやシナモントースト、アップルパイ等に欠かせない独特の香りのスパイス「シナモン」。実はすごい効果・効能があるそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「シナモン」の強力な効果・効能について特集してみたいと思います。
「シナモン」はクスノキ科ニッケイ属の樹皮から採られる香辛料との事。「世界最古のスパイス」や「スパイスの王様」などと呼ばれ、スイーツや肉料理や煮込み料理、スープなど世界のさまざまな家庭料理で使われています。紀元前3000年〜4000年もの昔から使われていたと言われ、なんと古代エジプトではミイラづくりの防腐剤として使われていたという説まであるそうです。そんな「シナモン」には健康に役立つ効能が多々あり、さまざまな生薬と組み合わせて漢方薬としても使用されています。例えば、「抗酸化効果」:シナモンには多くのフラボノイドが含まれ、強力な抗酸化効果があります。野菜の中でも抗酸化効果が高いほうれん草の約100倍とも言われ、アンチエイジングや生活習慣病の予防効果が期待されます。「抗炎症効果」:シナモンには複数の抗炎症作用のある成分が含まれているそうです。「コレステロール改善効果」:シナモンには善玉コレステロールはそのままに、悪玉コレステロールのレベルを下げる効果があり、動物実験では血圧を下げる効果も認められ、心疾患予防効果も期待されています。「血糖コントロール効果」:シナモンには血糖値を下げる効果があり、研究により糖尿病への効果が証明されているそうです。「血行改善効果」:シナモンには血液循環を改善させる効果があり、冷え性の改善だけでなく、全身に酸素や栄養を届け、健康の維持並びに白髪・抜け毛の予防や発汗、利尿作用といったデトックス効果も期待できるようです。恐るべき効能ですね。
但し、摂取量は1日1グラム程度でいいそうで、過剰摂取は肝障害を引き起こす危険がある為、摂りすぎには注意が必要です。ちなみに虫除け効果もあるようですよ。
来月あたりから柿が本格的に出回る季節ですね。
柿を買ったけれど、うっかり忘れて熟しすぎてしまったという経験は無いですか?そんな時には「柿味噌」にするといいようです。「柿味噌」に適しているのはスプーンが簡単に入って実をかき出せるぐらい柔らかく熟した柿。作り方は、かき出した柿の実と味噌をフードプロセッサーやブレンダーに入れて混ぜるだけ。柿にはビタミンAやビタミンCが豊富に含まれ、これらは抗酸化ビタミンとも呼ばれ、体内で増えた活性酸素を除去し、身体が酸化するのを防ぐ働きがあります。また、柿に含まれるタンニンには血液中の余分なコレステロールを減らし、血液をサラサラにする働きや、血圧を正常にする働き、更には二日酔いの原因にもなるアセトアルデヒドと結合し、体外へ排出する働きがあるので、二日酔いにも効くと言われています。柿の効能と味噌の効能が合わさって更にパワーアップですね。
1位:姫路城:兵庫県
2位:熊本城:熊本県
3位:松本城:長野県
4位:元離宮二条城:京都府
5位:鶴ヶ城:福島県
6位:大阪城:大阪府
7位:名古屋城:愛知県
8位:彦根城:滋賀県
9位:松江城:島根県
9位:弘前城:青森県
gooランキング参照
今月の「気まぐれランキング」の"日本一美しい城"の「姫路城」は断トツの1位のようです。姫路城はシラサギが羽を広げたような真っ白で美しい姿から"白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)"の愛称で親しまれているそうですね。白漆喰で塗られた城壁の際立つ白さが特徴的で、5重6階の大天守も圧巻。1609年に建築され、400年以上が経った現在でも美しい姿を残している数少ない現存天守で国宝や重要文化財に指定されているほか、日本初の世界文化遺産となったお城だそうです。ちなみに2位の「熊本城」は天守閣前広場に大きないちょうの木が植えられている事から"銀杏城(ぎんなんじょう)"と呼ばれているようです。
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