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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

2月号 Vol.236 2021年1月28日 発行
環境にも優しい!健康な腸をつくる「ボーンブロス」とは? Newsな食ワード!
ケフィア

美容や健康に効果が期待でき、環境にも優しい「ボーンブロス」ってご存知でしょうか?ニューヨークのセレブも愛飲するスーパーフードだそうです。
そこで今月のニュースな食ワードは「ボーンブロス」について特集してみたいと思います。

「ボーンブロス」とは、「Bone=骨」・「Broth=出汁」で直訳すると「骨出汁」の事。牛、ターキー、鶏などの動物の骨やガラをセロリや玉ねぎなどの香味野菜とじっくり煮込み、最小限の調味料を加えるなどしたスープです。長時間煮込む事で骨から栄養が溶け出し、「健康に良いヘルシースープ=飲む万能薬」とも言われているそうです。また少量の酢を入れる事で骨髄の分解を助け、より多くの栄養素がスープに溶け出すのも特徴です。製法や使用材料によって差はあるものの、骨を煮込んで作ることから「ボーンブロス」の多くは、コラーゲンやヒアルロン酸、カルシウム、アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれています。他にも骨と筋繊維の隙間を埋め、結合組織を維持する役割がある「グリコサミノグリカン」や、関節痛をやわらげることで有名な「グルコサミン」、関節の健康を維持したり、心臓の血管、皮膚や骨の健康維持にも有効な「コンドロイチン」、関節軟骨の構築に重要な役割を果たし、骨の生成、増強、修復の役割を担う「ミネラル」等も豊富に含まれています。具体的な健康効果は、「健康な腸を作る」「健康な皮膚と髪の毛、爪を維持する」「高い抗炎症作用」「風邪予防」「ダイエット効果」「睡眠の質の向上」「関節痛を和らげる」など、健康はもちろん、美肌への効果も大きく期待されています。また、「ボーンブロス」は、本来捨てるはずの動物の骨やガラを活用するため、飲食店や家庭で出る生ゴミの削減に繋がり、食品ロス削減にも貢献できます。近年では畑を荒らすため駆除された鹿などで「ボーンブロススープ」を作る例もあり、食品ロスだけでなく、農業被害や地産地消など、持続可能な食としても様々な可能性を秘めているそうです。健康にも環境にも良い「ボーンブロス」。日本でも流行るかもしれませんね。

温熱性食材の味噌・納豆・キムチで冷え対策!「ここがミソ」コラム

寒さが本格的になり「冷え」が気になる季節。「冷え」は万病の元といわれ、さまざまな不調を引き起こす原因にもなります。羊肉、鶏肉、エビ、生姜、シナモン、山椒、にんにく、もち米、長ねぎなどの温熱性食材は体を温め新陳代謝を促進します。冬のお鍋でよく食べる白菜・大根・豆腐などはそのままだと実は寒涼性食材だそうです。キムチは白菜だけだと寒涼性ですが、唐辛子に漬けることで温熱性寄りになります。反対に塩漬けにした物は冷やす性質に変化するので、「冷え対策」には白菜の漬物よりキムチの方がいいようですね。
また、大豆は温熱性でも寒涼性でもどちらでもない「平性」ですが、豆腐にすると寒涼性、発酵食品の納豆や味噌になると温熱性に変わるそうですよ。

一度は住んでみたいと思う都道府県ランキング

1位:沖縄県
2位:北海道
3位:東京都
4位:神奈川県
5位:京都府
6位:福岡県
7位:大阪府
8位:埼玉県
9位:千葉県
10位:兵庫県
11位:宮城県
12位:長野県
13位:富山県
14位:石川県
15位:静岡県
16位:愛知県
17位:山形県
18位:鹿児島県
19位:栃木県
20位:岩手県

gooランキング参照

編集後記
門松

今月の「ここがミソコラム」では豆腐は寒涼性食材と記載しましたが「湯豆腐」は別です。豆腐は温めることで、冷えに関係するカリウムが減り、体を「冷やす」性質が弱まります。またショウガやネギなど代謝を高める薬味と一緒に食べ合わせることで、体を「温める」食品になるそうです。また生の柿は寒涼性ですが、干し柿にすると温熱性になるそうです。冷え対策には飲み物もなるべく温かいものが良く、緑茶は体を冷やすので、発酵茶の紅茶や、ほうじ茶がおすすめのようです。冷えに負けない体づくりで代謝を良くし、免疫力アップですね。

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