日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2021年6月号
日本は世界の中でも、睡眠時間が短く、睡眠の質も低い「不眠大国」との調査結果が出ているそうです。そんな睡眠の問題を効果的に改善できるとして、海外のSNSユーザーの間で話題になっているドリンクが「ムーミンミルク」です。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「ムーミンミルク」について特集してみたいと思います。
「ムーミンミルク」とは、ハーブやスパイスを混ぜたホットミルクの事。ミルクの代わりに温めた豆乳やアーモンドミルクが使われる場合もあります。「ムーミンミルク」は、5000年以上もの歴史をもつ、世界最古のインドおよびスリランカの伝統的な予防医学「アーユルヴェーダ」の考えに基づいて誕生した飲み物です。質の良い睡眠は元気や美容や健康の源となります。「ムーミンミルク」には、質の良い睡眠をサポートする成分が豊富に含まれています。ベースとなるミルクには必須アミノ酸の一種のトリプトファンが含まれていて、質の良い睡眠に欠かせないメラトニンの材料となります。また、「ムーミンミルク」に使用されるハーブやスパイスには、ストレスを和らげ、リラックスして眠りにつきやすくする働きが望めます。さらに温かいものを飲むと身体が温まり血流がよくなる為、体内の熱が放出され、その結果、深部体温が下がり、そのタイミングで眠気がおきやすくなるとの事。「アーユルヴェーダ」では人の体質を大きくPitta(ピッタ)、Vata(ヴァータ)、Kapha(カパ)の3つに分類します。そのうち不眠に陥りやすいといわれているのはPittaとVata。Pittaは、エネルギッシュで、考え事が多く、責任感が強く頑張るあまり、興奮して寝付けなくなりがち。Vataは、神経が細やかで冷え性の人が多いタイプで、不安やストレスがあると眠りが浅くなり夜中に何度も目が覚めてしまう事もあるそうです。神経が高ぶって眠りにつきにくいPittaタイプは『ターメリック』や『カカオニブ』などの気持ちを鎮めるスパイスがオススメ。また『シャタワリ』には女性ホルモンの働きを整える作用があり、更年期によるほてりや神経の高ぶりを鎮めるだけでなく、妊活中や生理不順に悩む方にもよいとされているそうです。眠りの質を高めたいVataタイプにおすすめなのは、整腸作用の高い『フェンネル』。消化をよくする事で、眠りの質が高まると考えられます。『カルダモン』にも消化を助ける働きがあります。『シナモン』には血行促進効果があるので体温が上昇し眠りにつきやすくなるようです。「ムーミンミルク」の作り方は鍋に牛乳とハーブやスパイスを加え火にかけ、よく混ぜ合わせながら沸騰しない程度に温めるだけです。寝る前の「ムーミンミルク」で質の良い睡眠が期待できそうですね。
弊社「金紋みそピー」は、おかげさまで2021年発売60周年を迎えることが出来ました。
千葉を担当していた営業マンがお取引先で自家製ピーナッツ味噌を食べさせて頂き、あまりの美味しさに自社で商品化を提案したことが「金紋みそピー」の始まりです。市販化するために試行錯誤を繰り返し、発売出来たのが1961年6月でした。自社でピーナッツを焙煎し、コクある江戸甘味噌を使うこと。このこだわりの美味しさを「これから」も守り続けて行きます。60年間のご愛顧に感謝申し上げます。
1位:「君恋し」フランク永井
2位:「東京ドドンパ娘」渡辺マリ
3位:「硝子のジョニー」アイ・ジョージ
4位:「銀座の恋の物語」石原裕次郎・牧村旬子
5位:「王将」村田英雄
6位:「上を向いて歩こう」坂本九
7位:「北帰行」小林旭
8位:「コーヒー・ルンバ」西田佐知子
9位:「襟裳岬」島倉千代子
10位:「ラストダンスは私に」越路吹雪
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秋田名物の一つ「じゅんさい」。じゅんさいは水面に葉を浮かべる水草の一種で淡水の沼に生息します。若芽の部分が食用になり、ゼリー状の寒天質で覆われ、つるつる、ぷりぷりとした食感と独特の喉ごしが特徴で、6月は収穫の最盛期だそうです。水分が大部分を占めるので栄養価は高くありませんが、特徴は食物繊維とぬめりの部分に含まれる多糖体、葉の部分に含まれる豊富なポリフェノールです。粘膜の強化・胃潰瘍や胃炎の予防と改善・整腸作用・腎臓や肝臓の機能向上・老化防止・動脈硬化予防・疲労回復・血中コレステロール値低下・抗ガン作用・解熱・解毒・腫れを消すなどの効果があると言われています。カロリーが低くヘルシーで美肌にも効果が期待されるなど、「食べるエメラルド」とも言われているそうですよ。
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