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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

9月号 Vol.243 2021年8月28日 発行
東南アジア料理に欠かせない「こぶみかん」とは!? Newsな食ワード!
ケフィア

「こぶみかん」ってご存知でしょうか?パクチーやレモングラスなどと並び東南アジア料理に欠かせないスパイスなんだそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「こぶみかん」について特集してみたいと思います。

「こぶみかん」とはタイやマレーシアを始めとする東南アジア原産の柑橘類の一種でミカン科に属し、英語では「カフィアライム」と言うそうです。緑色の果実と枝にトゲがあるのが特徴で、果実は皮の表面がボコボコし、コブのように見える為、日本では「こぶみかん」と言われています。東南アジアでは、古くから料理に欠かせないスパイスとして栽培されていましたが、最近では関東以西の日本でも栽培できるそうです。「こぶみかん」はミカン科の一種なので、葉っぱにもビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは美肌に欠かせない栄養成分の一種で、シミの原因となるメラニン生成の抑制、コラーゲン生成の促進、シワ予防などの美容効果が期待されます。「こぶみかん」にはビタミンCのほか、ビタミンAやビタミンBも豊富に含まれています。中でもビタミンAは皮膚や髪、爪などをきれいに保つのに欠かせないとされています。ビタミンAは抗酸化作用も豊富で「若返りのビタミン」とも言われているそうです。またビタミンAやビタミンCには、消化を促進し食欲を促す効果もあるそうです。柑橘のさわやかな風味は食欲がなくなりがちな夏にもってこいです。「こぶみかん」の果肉にはビタミンBやCのほか、鉄分も多く含まれています。鉄分は血を作り出し、血液をサラサラにする作用もあり、血行が促進することで体内の血の巡りがよくなり、冷え性改善や免疫力向上、ダイエット効果なども期待できます。更に「こぶみかん」に含まれるビタミンB1やカルシウムには、イライラを防止してリラックスさせる効果もあるそうです。「こぶみかん」の葉っぱの部分はその独特な香りから、トムヤムクンやタイカレー、煮込み料理用のハーブとして使われていますが、とても硬く煮ても柔らかくならないので、基本的には風味づけの為に使用します。サラダなどに使う場合は、細かく切って使用したり、乾燥させた葉を粉状にして使用します。スパイスとしては、果肉はあまり使われず、葉や果皮などを使うことが多いようです。
ちなみに東南アジアでは果実に含まれているビタミン類が頭皮によいとされ、「こぶみかん」の果実の切り口で頭皮や髪をマッサージしたり、果汁を絞ってシャンプー代わりに使ったりしているそうですよ。

「トマト」と「味噌」で万能調味料!「ここがミソ」コラム
木の芽味噌

「トマト味噌」ってご存知ですか?文字通り「トマト」と「味噌」を合わせた調味料で、ソースやドレッシング、お味噌汁などにも使える万能調味料です。トマトには活性酸素の除去に有効なリコピンが含まれており、熱を加える事でより吸収されやすくなります。また味噌はイソフラボンを含む大豆タンパクやビタミンEが多く含まれています。イソフラボンは女性ホルモンの分泌を助け、美容と健康に欠かせない物質として知られています。ビタミンEは血液の流れを促す効果があります。「トマト」と「味噌」を合わせる事で、アミノ酸が増え旨味も倍増するそうです。「トマト味噌」の材料は「トマト」と「味噌」がだいたい1:1〜4:1。トマトは「生」「ドライ」「缶詰」「ケチャップ」どれでもいいそうです。作り方は、トマトを小さめにカットして味噌と一緒に混ぜるだけ。冷蔵庫で1週間ほど、冷凍庫で1ヶ月ほど保存が可能です。味噌の量が少ないものは冷蔵庫で3日ほどが目安だそうですよ。

もう一度食べたい!いつの間にか販売が終了していたお菓子ランキング

1位:マーブルポッキー
2位:カルミン
3位:ぬ〜ぼ〜
4位:わたパチ
5位:超ひもQ
6位:いちごのミルクキャンディ
7位:霧の浮舟
8位:ポポロン
9位:ポルテ
10位:さくらんぼの詩
11位:5/8チップ
12位:コーヒーガム
13位:らあめんばばあ
14位:VIP生クリームチョコレート
15位:メンズポッキー

gooランキング参照

編集後記
七草粥

9月1日は「防災の日」です。今年は特に大雨の被害が全国的に多く、痛ましいニュースが流れています。「防災の日」は、関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日目に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあります。また、昭和34年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害を被ったことが契機となって、地震や風水害に対する心構え等を育成する為、創設されたそうです。「防災の日」を機に今一度、防災グッズや備蓄品の見直しはもちろんですが、災害に対する心構えや家族間での決め事などを見直してみてはいかがでしょうか。

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