日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2021年12月号
中東で誕生したミクススパイス「デュカ」ってご存じですか?手軽にエスニックな味わいが楽しめると日本でも人気が上昇しているそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「デュカ」について特集してみたいと思います。
「デュカ」とは主にエジプト料理で使われるナッツとスパイスを合わせた調味料です。アラビア語で「つき砕く」という意味で、ナッツとスパイスを粗くつき砕いた状態にした調味料が「デュカ」です。オリーブオイルをつけたパンにふりかけて食べるのが主な食べ方ですが、サラダのドレッシングやソテーのトッピング、ポテトサラダの味付けなどにおすすめで、ザクザクとした食感とナッツの香ばしさとスパイスの風味が加わって奥深い味わいになるそうです。基本的な材料は、クミン、コリアンダー、ナッツ、塩との事。ナッツはヘーゼルナッツが基本のようですが、手に入りやすい無塩のミックスナッツでもOK。材料のブレンドも各家庭で様々のようなので自分好みの配合を試すのも楽しそうです。基本的な作り方は、フライパンに無塩のミックスナッツ80gを入れて中火にかけ、香ばしい香りがたつまで2分ほど中弱火で乾煎りしたら取り出します。空いたフライパンにコリアンダーシード(ホール)大さじ1、クミンシード(ホール)大さじ1、フェンネルシード(ホール)大さじ1、白ごま大さじ2を入れ、動揺に中弱火で乾煎りします。ナッツとスパイスと塩小さじ1/4を合わせてフードプロセッサーにかけます。フードプロセッサーがなければ、粗く刻んでもいいそうです。完全に冷めてから清潔な容器に入れて常温で保存します。ナッツとスパイスを同時に煎ると、大きいナッツが煎り上がる前にスパイスが焦げてしまうので別々に煎ります。ミックスナッツは無塩がなければ塩味のものでも大丈夫ですが、その場合は加える塩の量を減らすのがいいそうです。「デュカ」の栄養は使われている材料にもよりますが、ナッツ類の多くには食物繊維やカリウム、マグネシウム、リン、鉄、ビタミンB1、B2など、スパイス類のクミンやコリアンダーには食物繊維、ナトリウム、カリウム、カロテンやビタミンC、ビタミンK、ビタミンEなど豊富で、体に良いものがたくさん含まれている調味料です。日本のスーパーでも手に入りやすい材料でできるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?
寒さで冷えを感じる季節は、血行が滞り免疫細胞が体の隅々まで行き渡らなくなる為、感染症にかかりやすくなるそうです。そんな季節には味噌を加えた「とろみ料理」がおすすめです。味噌には血流を改善したりコレステロール値を低下させたりする効果があります。そして、とろみや濃度のある温かい食べ物は冷めにくく、胃に滞留する時間が長い為、体を内側から温めることができるそうです。また、ごぼう、大根、かぼちゃなどの秋冬野菜は体を温める働きがあるので、味噌を加えた餡かけ料理やシチューなどの温野菜料理にするのがオススメです。ただし食べ過ぎると消化の為に血液が胃腸に集中し、他の器官へ血液が巡らなくなってしまうので適量をよく噛んで食べるのがいいそうですよ。
1位:屋久島/鹿児島県
2位:知床/北海道
3位:小笠原諸島/東京都
4位:奄美大島、徳之島、沖縄県北部及び西表島/鹿児島県・沖縄県
5位:厳島神社/広島県
6位:姫路城/兵庫県
7位:原爆ドーム/広島県
8位:白神山地/青森県・秋田県
9位:白川郷、五箇山の合掌造り集落/岐阜県・富山県
10位:富士山、信仰の対象と芸術の源泉/山梨県・静岡県
『goo』参照
今年も残すところあと1ヵ月。12月は大掃除の季節でもありますね。効率的に大掃除を進めるポイントがいろいろあるようです。まずはゴミの日をチェックし、収集日の前に大掃除の予定を組むとゴミが片付きスッキリします。特に「粗大ごみ」は収集日が少ないので早めに出すのがおすすめ。また掃除する日が晴れだったら布団やカーペットを外に干すと布団等に埃が付くのを防げ、且つ掃除している間に布団が天日干しされ一石二鳥です。そして手をつける順番は「汚れがひどい場所から」始めるのがいいそうです。ひどい汚れがあったら洗剤でつけ置きして、落ちる汚れだけ落とし次の場所を掃除。最後につけ置きした汚れだけを落としてまわれば時短ですし楽に汚れを落とせます。特に忙しい年末ですから効率的に計画的に進めたいですね。
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