日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2022年新年号
世界三大料理の一つ「トルコ料理」。トルコには「トルコ料理」に欠かせない、日本の味噌のような役割を果たす大切な調味料 があるそうです。そこで今月のニュースな食ワードはその調味料について特集してみたいと思います。
その調味料とは「サルチャ」です。トマトを発酵させたもので、トマトの甘く濃厚な旨味がぎゅっと詰まっていて、煮込みやスープ、 ディップに加えるなど、料理のコク出しに欠かせません。一見、トマトピューレやトマトペーストのようですが、固さはそれらよりも 味噌に近いそうです。1キロの「サルチャ」をつくるのに6キロものトマトを使うので栄養もたっぷりです。昔は冬にトマトの栽培が できなかったので、夏のうちに収穫したトマトをそれぞれの家庭でサルチャにして保存していました。8月の終わりになり、真っ赤 な完熟のトマトがたくさん出回って値段も安くなると、トルコのお母さん達は大量の完熟トマトを何十キロも買い込み、「サルチャ」 を仕込みます。大量のペーストを仕込む作業風景は少し前まで、夏の風物詩のようなものだったそうです。トルコ料理といえば、 トマトをイメージする人もいるくらい、トマトを使った料理は多いのですが、実は、庶民がトマトを料理に使うようになったのは、 20世紀に入ってからで、19世紀にイタリア、スペインから入ってきたというのがルーツだそうです。 「サルチャ」の作り方ですが、大量のトマトを刻んで塩をまぶし、天日に干しておくと、半日ほどで発酵し始め ます。撹拌してさらに干すことでコクがでてきます。その後、水分がほぼなくなるまで煮詰めたら、種も皮も 濾さずに、そのままビンなどに詰めて保存します。トマトは日光に当てて乾燥させると、同時にリコピンが活性化 して栄養も豊富になります。ちなみに国連食糧農業機関のデータによると、日本の一人当たりのトマトの年間 摂取量が10キロなのに対して、トルコはなんと99キロで、一人当たりでは世界1位の消費量だそうですよ。
お正月は神様を家に迎え入れる行事。家にいる間、神様の 居場所となるのが鏡餅だそうです。なので、神様が帰った 後の鏡餅にはその魂が宿るとされ、食べる事で神様のエネ ルギーをいただき、無病息災を願うのが鏡開きだそうです。 磯部餅、お汁粉、きな粉餅など様々ありますが、今年はレンジ で簡単に作れる「味噌餅」を試してみてはいかがでしょうか? 作り方は味噌20g と砂糖30g を混ぜ、電子レンジ(600wで 40 〜 50 秒)で温めた後、再度混ぜます。耐熱容器に切り餅 4 個と浸る位の水を入れ電子レンジにかけます。餅が柔かく なったら水を捨て、木べらなどで餅を練り、先程の味噌を入れ、 さらに練り混ぜます。数十秒ずつ何度かレンジにかけ、餅と 味噌が混ざり、全体的になめらかになるまで続け、 最後にくるみや豆、黒ゴマを適量入れ、片栗粉をひいた バットに流し入れ平らにし、冷めたら切り分け ます。後は食べたい時に、オーブントースター などで焼いて食べます。味噌の香ばしさと 優しい甘さが後をひくそうですよ。
1位:草津温泉/群馬県
2位:箱根湯本温泉/神奈川県
3位:由布院温泉/大分県
4位:別府温泉/大分県
5位:伊香保温泉/群馬県
6位:銀山温泉/山形県
7位:道後温泉/愛媛県
8位:登別温泉/北海道
9位:有馬温泉/兵庫県
10位:下呂温泉/岐阜県
『goo』参照
あけましておめでとうございます。
新春恒例の2022年のラッキーカラーのご紹介です。Dr.コパさんによれば、2022年のラッキーカラーは、「山吹色」「ワインレッド」「クリーム色」です。それプラス、21世紀の幸運色である「ゴールド」が開運に導いてくれるそうです。黄色を超える力を宿す山吹色は貯蓄運、投資運、財運といったお金に関する運気を上げてくれます。自立を促すワインレッドは厄を跳ねのけ、病魔を蹴散らしながら健康を守ってくれます。クリーム色は神仏が好きな色です。クリーム色を取り入れると「安心と信頼をもたらす」「家庭や財運をつくる」「新しい人間関係を引き寄せる」などのご加護を神仏から受けられるそうです。ラッキーカラーをファッションやインテリアに取り入れて運気をアップさせたいですね。
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