日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2022年7月号
最近話題の「イヌリン」ってご存知ですか?腸内環境を整えるのをサポートしてくれるという事で今話題のようです。 そこで「今月のニュースな食ワード」は「イヌリン」について特集してみたいと思います。
「イヌリン」とは水溶性食物繊維の 一種。善玉の腸内細菌のエサとなり腸内環境を整えてくれます。「イヌリン」は菊芋やチコリに多く含まれますが、ニンニクや ニラ、玉ねぎ、ゴボウなど、身近な食材にも含まれています。「イヌリン」は善玉の腸内細菌がもっとも好んで食べるエサに なります。腸内細菌もエサを食べるとフン(代謝物)を出します。人にとって有益なフンを出すことを「発酵」と呼び、善玉菌 と呼ばれる腸内細菌は有益なフンを介して、健康に働きかけるそうです。水溶性食物繊維は種類によって、発酵性の高さが 違います。発酵性の違いは腸内細菌利用される率の違いで「イヌリン」:100%、「ペクチン・グアーガム 」:75~100%、 「難消化性デキストリン」:50%、「セルロース・寒天・アルギン酸ナトリウム」:25%未満で、発酵性が高いほどよく食べられ、 有益なフン(代謝物)を出します。「イヌリン」の効能は、「免疫機能の調整・アレルギーや自己免疫疾患の予防」「脳細胞の 栄養となる物質を増やし、脳の成長を促す」「中性脂肪を抑制して脂肪細胞の肥大化を防ぎ、エネルギー代謝を高め肥満 を予防」「糖代謝に関わるインスリンなどに関与して、血糖値の上昇を抑え、糖尿病の予防・改善」「バリア機能の強化」 「腸内環境を弱酸性に保ち、善玉の腸内細菌が暮らしやすい環境を保つ」「発がんの原因物質(二次胆汁酸)の産生を抑制」 など様々です。ただし、「イヌリン」は多くの人の腸内細菌にとって嬉しいエサとなりますが、食物繊維の多い食事や発酵 食品を食べるとお腹がガスで張ったり、下痢をしてしまう人には向かないようです。また、「イヌリン」を摂るタイミングは、食後血糖値が気になる方の場合は、食事の前に摂るのがオススメのようです。
産地によってズレはありますが、5〜7月に出回る「らっきょ う」。この時期スーパーの店頭でも見かけますね。「らっきょう」は「血液サラサラ効果」「むくみ対策」「便秘対策」「血糖値 の上昇を防ぐ」などの効果が期待できると言われています。 また、お腹の働きを正常化させ、食欲不振など夏場に起こり がちな胃腸の不調を改善したり、冷房による冷え性などにも 効果的なので夏バテ対策にも効果的です。生の「らっきょう」 が手に入ったら「らっきょうの味噌漬け」を試してみてはいか がでしょうか?簡単な作り方は、「らっきょう」500gをよく 洗い、上下(芽と根)を切り落とし外側の皮を綺麗にむきます。 再度よく洗い水気をよく切り、拭いておきます。「味噌:250g 〜 300g」 「みりん:1/4 カップ」「砂糖:大さじ 2 〜 3 杯」「赤 とうがらし: 2 〜 3 本」をよく混ぜ、味噌床を作ります。 「らっきょう」と味噌床をよく混ぜ、密閉容器に 入れて冷暗所で保存します。1週間位たって 味がなじんだら出来上がりだそうですよ。
1位:東京駅
2位:恵比寿駅
3位:原宿駅
4位:池袋駅
5位:上野駅
6位:渋谷駅
7位:新宿駅
8位:秋葉原駅
9位:目黒駅
10位:有楽町駅
11位:品川駅
12位:代々木駅
13位:高輪ゲートウェイ駅
14位:巣鴨駅
15位:目白駅
『gooランキング』参照
七夕の行事食「そうめん」。その由来は中国から伝わったようで、 中国の故事に「索餅(さくべい)」という小麦粉のお菓子を「7 月7 日 に供えると無病息災によい」という言い伝えがあり、それが日本 にも伝わって、七夕に「索餅」を供えるようになったと言われてい るそうです。「索餅」はやがて作り方や形を変えて「そうめん」へ と変化し、七夕には「そうめん」を食べる ようになったそうです。また諸説ある ようで、「天の川」や「織姫の織り糸」に 見立てているという説もあるそうです。
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