日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2022年10月号
「PFCバランス」ってご存知ですか?栄養バランスを崩すことなく、食事制限をするのに参考にしたいのが「PFCバランス」という考え 方だそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「PFCバランス」について特集したいと思います。
PFCとは「P=たんぱく質」「F=脂質(脂肪)」「C=炭水化物」の事。「PFCバランス」は “生活習慣病の予防・改善の指標”となる三大 栄養素のPFCの目安とされる割合の事で、厚生労働省は、たんぱく質:13〜20%、脂質:20〜30%(飽和脂肪酸は7%以下とする)、 炭水化物:50〜65%を目標量として設定しているそうです。「P=たんぱく質」は20種類のアミノ酸の組み合わせからなる体の主成分 のひとつで、視覚、触覚、味覚などの感覚や、さまざまな体の機能を補助します。水分を除くと体の約80%を占めています。たんぱく 質が充分に補給されないと、消化・吸収などの内臓機能の低下、代謝の低下、免疫力の低下、筋肉量の減少や肌・髪のトラブルなど につながる危険性もあります。「F=脂質(脂肪)」は体内のエネルギー源になるだけではなく、皮下脂肪として体のクッションになる ホルモンや遺伝子の材料、栄養素の吸収や運搬、体温調整、栄養素の合成や貯蔵などさまざまな役割を持ちます。摂りすぎると 肥満や高血圧など生活習慣病の要因になりますが、制限をしすぎると、ホルモンバランスの乱れ、エネルギー不足や皮膚炎など、 体の不調の要因にもなるそうです。「C=炭水化物」は体の重要なエネルギー源で、白米、玄米、麺、芋などの主食や、砂糖といった 甘いものに多く含まれています。簡単に消化吸収されるものが多く、脂質、タンパク質よりも優先的に体や脳のエネルギー源として 利用されます。また、水分を多く保持する力があるため、体や便の水分コントロールにも関与します。ただし必要以上にとりすぎて しまうと血糖値上昇により脂肪が合成され、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されるおそれがあります。過度な糖質制限や、同じ ものを食べる単品ダイエット、絶食等といったやり方は一時的に体重が減っても筋肉量も減って代謝が落ち、太りやすくなったり、 ダイエット中に我慢をしたストレスが原因でリバウンドを引き起こす危険性もあるそうなので、何事もバランスが大事ですね。
サンマの美味しい季節ですね。サンマは代表的な青魚で、 DHAやEPAをたくさん含んでいます。DHAを摂ると 頭がよくなると言われ、脳細胞の活性化や目の網膜活性 化に効果があると言われています。また、悪玉コレステ ロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きもある そうです。EPAは動脈硬化を防いだり、抗血栓、コレス テロールの低下などの作用により脳血栓の予防や改善に効果があると言われています。また、鉄分などのミネラル が豊富な上、ビタミン12も豊富です。塩焼きもいい ですが、今秋は「秋刀魚のコチュジャン味噌煮」はいかが でしょうか?味噌は青魚の 臭みを消す効果があるのと、 コクを出してくれます。コチュ ジャンも入れることで、ピリ辛 になり御飯が進むこと間違い なしです。
1位:ノルウェイの森
2位:1Q84
3位:海辺のカフカ
4位:騎士団長殺し
5位:アンダーグラウンド
6位:風の歌を聞け
6位:ダンス・ダンス・ダンス
6位:少年カフカ
9位:世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
10位:遠い太鼓
『gooランキング』参照
10月14日は「鉄道の日」だそうです。 明治5年 (1872年)10月14日新橋〜横浜間に日本で 最初の鉄道が開通したことを受け、122年後の 平成6年、その誕生と発展を記念し、毎年10 月 14 日を「鉄道の日」と定めたそうで、今年2022 年 は、日本初の鉄道が開業してから150 年の節目を 迎える年だそうです。毎年、鉄道関係団体や国など が「鉄道の日」実行委員会を組織し、多彩な行事を 全国各地で実施しているそうです。 日比谷公園で10/8(土)〜 9(日)に「第29 回鉄道フェスティバル」 を開催する方向で準備を進めているようですよ。
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