日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2023年4月号
「米ぬか」と言うと「ぬか漬け」を思い出しますが、「米ぬかパウダー」が日本の隠れたスーパーフードと呼ばれ、注目されている そうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「米ぬかパウダー」について特集してみたいと思います。
玄米を精米すると「白米」と「米ぬか」ができます。「米ぬか」には、腸内環境を整える食物繊維のほか、疲労回復に効くビタミン
B群や、肌荒れに効果的な亜鉛、葉酸など、ビタミン・ミネラル等がバランスよく含まれ、期待される効果が様々あります。
@豊富に含まれる不溶性食物繊維は腸の運動を活性化させ、便通を促進してくれる。
A豊富な食物繊維は腸内の老廃物や毒素を体外に排出させ、糖や脂質の吸収を阻害してくれる。
Bアミノ酸の一種であるGABAは体内で神経伝達物質として作用し、脳の興奮状態を沈め、ストレスを和らげる。
Cγ-オリザノール、トコトリエノールは血管を広げ、血行を促進し冷え性解消に役立つ、など他にも色々です。
江戸時代に流行った「江戸わずらい(=脚気)」も、「ぬか漬け」が広まったことで不足していたビタミンB1が補給でき、収まった
と言われています。
「米ぬか」は乾煎りすると、きな粉のような香ばしさとやさしい甘さが出ます。サラサラのパウダー状になるので舌ざわりもよくなり
ます。大さじ1杯の 「米ぬかパウダー」には、なんと玄米2膳分の栄養が含まれているそうで、ご飯に振りかけるだけで玄米の
栄養が効率よく摂取できます。また、サラダやスープ、おかずに振りかけたりと、いろいろアレンジもできます。
「米ぬかパウダー」の作り方はフライパンに「米ぬか(100g程度)」を入れ、弱火で4〜5分位混ぜながら煎ります。
香ばしい香りがしてきて、全体がきつね色になってきたら火を止め、バットなどに移し、粗熱がとれたら
出来上がりです。密閉保存容器に移し、冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月程度保存可能との事ですよ。
「世界一栄養価の高い果物」としてギネスにも認定されて おり、豊富な栄養素が含まれている「アボカド」。サラダに 入れたり、わさび醤油で食べることが多いかと思いますが、 実は味噌との相性もいいのです。そこで「アボカドの味噌 漬け」を試してみてはいかがでしょうか。アボカドは縦半分 に切って種と皮を取り、5 o位の厚さに切ります。合わせ 味噌70g、酒大さじ1、みりん大さじ1 を混ぜ合わせて 味噌床を作り、アボカドを漬けます。冷蔵庫で2 〜 3 時間 漬けたら出来上がりです。味噌の風味を行き渡らせるなら 1 日漬けたほうがごはんに合うようです。お好みで味噌を 取り除いても、そのままでもOK です。味噌と白ごはんの 相性は抜群です。アボカドは脂質を多く含むものの、血中 脂質の改善などに効果が期待できる食材です。また、タン パク質や食物繊維、ビタミン類などを バランスよく含んでいます。ただし 比較的高カロリーなので、食べ過ぎ には注意が必要です。
1位:鶏の唐揚げ
2位:フライドポテト
3位:トンカツ
4位:エビフライ
5位:天ぷら
6位:フライドチキンく
7位:カキフライ
8位:ちくわの磯部揚げく
9位:ポテトチップス
10位:ポテトコロッケ
11位:揚げパン
12位:チキン南蛮
13位:クリームコロッケく
14位:メンチカツ
15位:ドーナツ
『gooランキング』参照
クリスマスやハロウィンのように日本でも海外生まれのイベントが毎年当た り前のように開催されるようになりました。そのお祝い事の一つ「イース ター」。日本ではまだあまり馴染みが薄いですが、言葉は聞いたことがある 方も多いのではないでしょうか。「イースター」はイエス・キリストの復活を お祝いするキリスト教のお祝い事です。「イースター」のシンボルは「卵」と 「うさぎ」です。卵は生命のはじまりの象徴であり、殻の中にいる時間を経て、 殻を割って生まれてくる様子が、キリストの復活を表している事が由来のよう です。うさぎは多産である事から、豊穣や繁栄のシンボルとされている事が もとになっているそうです。「イースター」は毎年日にちが定まっていなく 「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」だそうで、2023 年の「イース ター」は西方教会が4 月9 日、東方教会は4 月16 日だそうです。 ちなみに、モアイ像で知られるイースター島は1722 年、オランダ 海軍がこの島を発見した日がイースターだった為、「イースター島」 という名をつけたそうです。昔から特別な祝祭だったんですね。
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