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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

5月号 Vol.263 2023年4月28日 発行
今年2023年は「国際雑穀年」! Newsな食ワード!
イカ

水不足や洪水など、気候変動による農業への影響が心配されていますが、雑穀は他の作物と比べて生育しやすく、さらに栄養価 も高い事から、国連は今年、2023年を「国際雑穀年」と制定したそうです。そこで今月の「ニュースな食ワード」は「国際雑穀年」 について特集してみたいと思います。

かつては日本も含めて、アジアやアフリカなどで主食として食べられてきた、ヒエ、アワ、キビ などの雑穀ですが、ここにきて世界が再び注目しているそうです。 栽培の中心地は、アフリカやアジアの発展途上国で、世界 中で6,000を超える品種が栽培されているそうです。アジアとサハラ砂漠以南のアフリカの何百万人もの人々にとって、雑穀は 主食であり貴重な栄養源になっています。雑穀が再び脚光を浴びるようになった理由は2点あるそうで、1点目は栄養価の高さ です。タンパク質、食物繊維の含有量が多く、加工小麦や米よりもビタミンや鉄分、カルシウムを豊富に含んでいます。また、 レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を多く含有することから糖尿病の予防に役立ち、低GI値食品なので、ダイエット中 や血糖値を気にする方にも適しています。またグルテンを含まないので、雑穀を製粉して作られたグルテンフリーのパンも人気 だそうです。2点目は過酷な環境下でも栽培しやすい事です。雑穀は、降雨量が少ない環境や肥沃でない土壌でも育てやすい 穀物であり、最小限の手間で育つ上、干ばつや害虫への耐性、気候変動に対しての回復力が高いそうです。このような理由から、 国連は2023年を「国際雑穀年」と制定し、栄養、食糧安全保障、気候変動に対応する観点から雑穀の重要性を認識してもらおう と呼びかけているそうです。「国際雑穀年」を呼びかける「国連食糧農業機関」は、インスタグラムで 「グローバル シェフ チャレンジに参加しよう!」という企画を行っていて、世界中の料理人が動画を共有し、 雑穀の調理方法や食べ方を紹介しているそうです。主食として食べる以外に、パン、パスタ、ピザに使用する など、さまざまな食事に使える雑穀の存在を紹介しているようです。雑穀は日本だけでなく、世界中で注目されているようです。

旬の「春キャベツとホタルイカの酢味噌和え」
で免疫力アップ!「ここがミソ」コラム
味噌汁

この時期にしか食べれない「春キャベツ」。春キャベツ には冬キャベツの1.3 倍のビタミンC が含まれていると 言われて、皮膚や血管の老化防止や免疫力を高める働 きを持ち風邪予防に効果的だそうです。同じ春が旬の 「ホタルイカ」とあわせて「春キャベツとホタルイカの酢 味噌和え」はいかがでしょうか?「ホタルイカ」はビタミ ンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12 が豊富に 含まれています。また、鉄、亜鉛、銅といったミネラルも 豊富です。酢味噌には、消化促進、免疫力強化、がん予 防、細胞機能維持、神経機能正常化などの効果が期待 できるそうです。5月の連休後になりやすい五月病。以 前は新入社員に多く見られていましたが、現在は転勤、 部署異動、新しいプロジェクトなど、 新しい環境に変わる中高年の人に も増加しているそうです。免疫力 アップを心掛けたいですね。

一番好きなパンのお供ランキング

1位:バター
2位:チーズ
3位:マーガリン
4位:卵
5位:イチゴジャム
6位:ピーナツバター
7位:ソーセージ
8位:チョコレートクリーム
9位:小倉あん
10位:ハム
11位:ハチミツ
12位:ツナ
13位:カスタードクリーム
14位:ブルーベリージャム
15位:マヨネーズ

『gooランキング』参照

編集後記
節分

ここ数年、コロナ禍で様々なお祭りやイベントが中止になって いましたが、今年は各地で再開されるようですね。 GW 期間中にも仙台ラーメンフェスタ、台湾祭i n 東京スカイ ツリータウン、お台場オクトーバーフェスト、肉フェス 、激辛 グルメ春祭り、全日本うまいもの祭りなど全国各地で食のイベ ントが開催されるようです。 開催日時はイベントにより異なり ますので、興味のある方は検索 してみてはいかがでしょうか?

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