日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2023年7月号
日本でもホテルなどで、ちょっと贅沢に「アフタヌーンティー」を楽しむ「ヌン活」が流行っておりますが、「ハイティー」って ご存知ですか? 今月の「ニュースな食ワード」は「ハイティー」について特集してみたいと思います。
「アフタヌーンティー」は、1800年に主にイギリスの貴族や上流階級者が嗜む娯楽として15時頃、友人や来客を誘って豪華な お茶会が流行したのが起源と言われています。もともと、紅茶は非常に入手困難で貴重な嗜好品として重宝されていた飲み物 でした。中流階級以下の労働者や農民が気軽に楽しめる飲み物ではありませんでしたが、革命産業や茶葉の生産量増加など に伴い、一般階級の労働者でも紅茶を楽しめる時代になりましたが、朝から夕方まで労働している中流階級以下の労働者 にとっては、昼下がりの「優雅なティータイム」は非現実的で、昼下がりに優雅なお茶会を開けるのは、上流階級やごく限られ た一部の人だけでした。その為、労働階級者や農民は「仕事が終わる時間帯」にお茶を楽しむようになりました。これが 「ハイティー」の始まりのようです。「アフタヌーンティー」では紅茶はもちろん提供されますが、スコーンやサンドイッチなどの 軽食を添えることが圧倒的に多く、夕食までの空腹を紛らわす為のものだと考えられています。また、アフタヌーンティーは脚の 短い「ローテーブル&ローチェア」で楽しむのが基本で、別名「ローティー」ともいわれているようです。 一方、「ハイティー」は「17時以降」のことが多く、17〜18時頃から始まるため、ほぼ夕食を兼ね合わせているのが特徴的で、 用意される食べ物は「サンドイッチ」「お菓子」などの軽食はもちろん、肉や魚などを使用した「メイン料理」 も見られるのが一般的です。「ハイティー」という名前の由来は「high(高い)」という単語から来ていて、 「ハイティー」を楽しむ際に使用されるテーブルが、食卓のテーブルとして使用される「ハイテーブル」 であった為と、当時の労働は肉体労働がメインだったので、紅茶と一緒に、体力をつける為にカロリーが 高い肉料理を中心とした事から「ハイティー」と呼ぶようになったという諸説あるようです。
冷やし中華の美味しい季節になりますね。「ゴマ味噌だれ の夏野菜たっぷりサラダ麺」はいかがでしょうか?野菜は 旬の時期に一番栄養価が高く、その時期に体に必要な栄 養素がたっぷり含まれています。 夏野菜に含まれる水分 やカリウムは、汗で不足しがちな水分を補給し、熱のこもっ た体を中からクールダウンしてくれるそうです。 夏野菜は 赤・緑・黄色と彩りも良く、目からも食欲を刺激してくれ ます。ビタミンも豊富で、抗酸化ビタミンは体内の活性酸 素を除去し、がんの予防や肌の老化予防、紫外線対策にも 効果的です。ゴマには肝機能を高める効果、コレステロー ル値を下げる効果、肌や髪の健康を保つ効果もあるので 紫外線が気になる時期には積極的にとりたいですね。味 噌は発酵食品なので消化を助ける酵素が豊富。さらに疲 労回復に効果のあるアミノ酸も多く含まれ ています。たくさん汗をかいた後に取りた い塩分も摂取できますよ。
1位:出雲大社(いずもたいしゃ、いづもおおやしろ)
2位:嚴島神社(いつくしまじんじゃ)
3位:九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)
4位:伊勢神宮(いせじんぐう)
5位:太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)
6位:月讀神社(つきよみじんじゃ)
7位:白龍神社(はくりゅうじんじゃ)
8位:飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)
9位:八咫烏神社(やたがらすじんじゃ)
10位:大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
『gooランキング』参照
7 月3 日は「七味の日」だそうです。七味唐辛子は漢方からヒントを得たそ うで、唐辛子をメインに「陳皮」「ケシの実」「胡麻」「山椒」「麻の実」「しそ」 「のり」「生姜」「菜種」などが調合されています。関東では濃口醤油に合う 強めの辛さが特徴、関西では薄味にほどよく寄り添う辛さで青のりや山 椒の豊かな香りが特徴、信州地方、長野県周辺では体を温める生姜が入っ ているようです。「唐辛子」のカプサイシンは食欲増進効果や消化吸収を 活発にさせる効果、血行促進作用で体を温め、夏バテ防止の効果がありま す。「陳皮」にはビタミン、「ケシの実」、「胡麻」「しそ」にはビタミンやミネラ ルが豊富で、免疫力の維持への働きが期待できます。 「生姜」の辛味成分も血行促進、抗菌作用、抗酸化作用 があります。「山椒」に含まれるサンショオールは食欲 増進に役立つなど、体に良い栄養素が豊富ですね。
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