日出味噌醸造元TOP > 日本の食卓向上通信バックナンバー > 2023年9月号
NHK大河ドラマ「どうする家康」をご覧になっている方も多いのではないでしょうか? 年末に向けてドラマも益々面白くなってきそうです。ドラマの盛り上がりもあり、関連商品を目にする機会も増えてきました。 そこで今月は家康公に関連する味噌について特集したいと思います。
家康公と味噌と言われて思いつくのは八丁味噌ですね。 八丁味噌は、家康公生誕の岡崎城から西に八丁(870m)の八丁村で作られたことに由来しています。 独特な味と濃い赤色が特徴的な豆味噌です。豆味噌特有のコクは熱に強く、そのため「味噌煮込みうどん」や「どて煮」など 加熱する料理にも適していて、今も郷土料理と深く結びついています。 もうひとつ関連する味噌が、手前味噌になりますが「江戸甘味噌」です。城下町の発展とともに各地から人が集まり一大都市となった江戸では、早くから街中で味噌が作られていました。江戸味噌です。その江戸味噌の中でも贅沢に作られたのが 「江戸甘味噌」です。長屋がひしめき合う江戸の町では味噌を何年も熟成させておく土地も時間もありません。そこで短期 熟成が出来る米糀を多く使った味噌が生まれました。参考にしたのが、米糀を多く使う西京味噌だと言わ れています。米糀を大豆の倍量使い、塩分を6%程度まで減らした、とろりとした柔らかな味わいの赤味噌 です。第2次世界大戦以前までは東京の味噌と言えば、この「江戸味噌」と「江戸甘味噌」でしたが、戦時中、 米を多く使うため余儀なく製造を中止しました。そのため「幻の味噌」と言われたりしましたが、戦後製造 を復活させています。ドラマではおそらく描かれない、一大都市「江戸」の庶民の生活から多くの文化が生まれ、そのひとつに「江戸味噌」と「江戸甘味噌」を代表とする味噌文化がありました。 「江戸味噌」と「江戸甘味噌」は江戸の庶民の食生活を支えていたんですね。
まだまだ暑い日が続いていますね。 暑さ疲れが出て夏バテを感じやすくなるこの時期は、ミョウガがオススメです。 ミョウガの独特の香り成分でもあるαピネンには胃液 の分泌を促し食欲を増進させる作用があります。発汗や 血液の循環を促進する働きもあるので、夏のエアコンに よる冷えやむくみの改善に役立ちます。食欲が無い時は 「ミョウガ味噌」がおすすめです。ミョウガ4 〜 5 個を洗って輪切りにします。ボウルに味噌大さじ1、ねりごま 大さじ1、白だし大さじ1 を混ぜ、そこにミョウガを入れ て、混ぜ合わせます。最後にいりごま大さじ1とかつお節を適量入れて混ぜたら出来上がりです。保存容器に入れて冷蔵庫で保管して下さいね。
1位:Can You Keep A Secret:宇多田ヒカル
2位:M:浜崎あゆみ
3位:PEACE OF A DREAM:CHEMISTRY
4位:波乗りジョニー:桑田佳祐
5位:恋愛レボリューション21:モーニング娘。
6位:白い恋人達:桑田佳祐
7位:Evolution:浜崎あゆみ
8位:ボクの背中には羽根がある:Kinkikids
9位:Lifetime Respect:三木道三
9位:アゲハ蝶:ポルノグラフィティ
『オリコン』参照
【発行休止のご案内】
2001年1月発行を開始し、おかげ様で267号を迎える事が出来ました。毎月受け取って頂く皆様との顔の見えないコミュニケーションを励みに、今号まで継続してまいりましたが、残念ながら今号をもちまして発行を休止させて頂く事となりました。突然のご案内となり申し訳ございません。長い間ご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
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